～らしく。とは？
幼少期からお笑い大好きな私は、長年様々なお笑い番組を見てきた。
歴史に残るような番組は、今の時代には難しい。
M1の参加数が毎年「過去最高」になるほど人々は「笑い」を求めている。と思う。
毎週録画している幾つかの番組の中の「華大千鳥」を昨日見た。
20代30代女性30人に聞いた『男らしいと思う人ランキング』で、大吉さんが１位。皆の予想は大悟だった。私も大悟だと思っていた。
20代の女性達に聞いた理由が
「優しい。包容力がある。なんでも許してくれそう」
娘と一緒に見ていて「今の時代は優しいことが男らしさなんだよ」と解説された。
へぇ！なるほどね〜！
いいじゃない、今の時代の若者！
昔の時代の若者(私)は、男らしさとは「強さ」と結び付けてしまっている。
私も「男らしい！」と言われることが多々あるが、その「男らしい」は基本的に「強さ」を意味している。
「男らしくしなさい」という言葉は、戦争のせいじゃないのかな？と思う。戦地に行かせるために。お国のために。
本当の「男らしい▪女らしい」の意味
23歳くらいの時に美容室に講師の先生が東京から来ていた。女性のオーナーで経営立て直しに廻って来ていた人。当時40代。
この女性から「WAKUは人を呼ぶ風を持ってる」と言われた。
ガラ空きのレジに並んだ後、自分の後ろに列ができていたり、混んでなかった店が、退店する時には満員になっていたり。
って言うことを言っているらしい。
自分が努力して人を呼び込むという意味ではなく、勝手に人が集まるという意味で「風」なんだろうね。
その時にもうひとつ印象に残っている言葉がある。
「男は男らしくって言われるのは、男という生き物はそもそも弱いからなの。弱い染色体を持っていて生命力が弱いでしょ。弱いから強くなりなさいっていう意味で男らしくしなさいって言われる。」
「女らしいはその逆。女は強いから。子供産む事ほど大変なことはないのにそれに耐えられる。強いのよ！女って生き物は！だからそのまま生きたら男を潰しちゃうから、おしとやかにしなさいって意味で女らしくしなさいって言われるのよ。」
一言一句覚えてるわけではないが、こんな感じの話をしてくれた。なんだかその頃「お〜！なるほど〜！」と腑に落ちたのを覚えている。
ということは。
元々は反対の意味で使っていたのかな？そもそも「～らしく」って言われるようになったのっていつ頃からなんだろう？
そう考えると、私は非常に「女らしい」人間なのだ。「女の中の女」なんじゃないのか！
女脳と男脳の記事を書いた時に、自分は男脳寄りだという話をしたけど、それを踏まえると、私は中性的な人間ということになり、今の時代の波に乗れてるんでは？
ジェンダーレスなんてものは当たり前の世の中だけど、「人間も動物なのよ。私は動物らしく生きてるわよ。」と言える日も近い。
(毎年冬になると必ず言う。寒すぎて。人間だって動物だから冬眠したい)
自分らしさとは
【生きづらさ】という言葉に対して、SNSや公共のカウンセリング等のリーフレットなどでよく見かける【自分らしく生きる】
これ、とてもとても難しいこと。
お金を払ってセミナーに通ったり、宗教に身を委ねたり、占いに行ったり、色んな方法があるけど、それらはあくまでも『ヒント』であって、【自分らしさ】は自分が自分を知ることでしか見つけられない。
子供たちへ
今、教室に行けない子供たちが通っている特別教室にボランティアで入っている。1年前に出来たばかりの教室で、当時から関わってきたボランティアの人たちは彼らがなぜ教室に行けないのかを誰も知らない。
先生と話せる時も無く、聞いたとしても言わないかもしれない。個人情報保護とか。
ボランティアは基本的に給食が終わると終了で帰れるんだけど、昨日は「ワクさん、かえるの？」と聞かれ「帰らなくてもいいよ。暇だし。帰れって言えば帰るし。」と言ったら
「帰らないで欲しい！居てくれたら6限まで居る！」と言ったので最後までいた。
彼らが【自分らしさ】を見つけられるようにたくさんの『ヒント』を残せたら、私も【私らしく】生きていけると思っている。
8Linksに誘ってもらった時にいただきました♪
★オマケ★
ボランティアの帰り際、女の子から
「ワクワクさんて、本当はおじさんなんでしょ！」と言われた。
「よく分かったな！なんでわかったん？」
と聞いたら
「YouTube出てるもん！」だって(笑)
「あ〜！そうそう！ゴロリくんと工作してたんだわ。Eテレで。」
と、ちょっとばかしゴロリくんとゴロネちゃんの話をしだしたら
「知らなーい！時代が違うんだからー」と、もう一人の女の子に突っ込まれたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)
「でっきるっかなっでっきるっかなっはてさてフフーン♪」なんて歌いながら
「ゴン太くんに似てるって言われたんだよ」なんて話しても、全くウケることが無さそうなので、彼女たちには言わないでおく。