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言わずと知れた金字塔であり、私もリアルタイムで読んでいました。
7年ほど前に図書館で見かけて、懐かしさから流し読みしようとしたところ、引き込まれてしまい、流し読みでは済まなくなりました。
『戦記』全7巻、『伝説』全4巻+別巻+第5巻、『新・戦記』全6巻+序章をすべて読んでしまいました。
スパークが主人公となる『新・戦記』の方は多分、初読だったと思いますが、クライマックスの絶望感が尋常ではなかったです。
『戦記』と『伝説』は何かの拍子に去年もまた、じっくり読んでしまいました。特に『戦記』の勢いは本当にすごいです。
水野氏はインタビューで時折、「デビュー作で最高傑作を書いてしまった作家の悲哀」を語っており、本人としては思う所があるかもしれませんが、これも『ロードス島戦記』という作品の素晴らしさを示すエピソードの一つと言えるでしょう。
なお、実は「ロードス島」は実在しているのですが、著者の水野氏は執筆時にはそのことを知らずに架空の地名として設定したそうです。
実在のロードス島を舞台とした作品として、塩野七生『ロードス島攻防記』がありますが、本作とは一切関係ありません。
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