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視床に関する重要な核の知識 〜初級者向け🔰〜【サブスク】
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自己紹介
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ルイ(Louis)さんが運営している《forPT》で、
ライターをさせていただいている
「やまもと(山元)」です。
はじめに
このnoteでは、臨床の現場で出会うことの多い、”視床出血”に着目して、視床についての機能解剖や、視床と関係する神経系の役割について書かれています。
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まずは、このnoteを書こうと思い立った経緯について、わたしの苦い経験を踏まえて書かせていただきます。
《更新情報》
2020年12月27日
発売日 限定価格300円👉即日完売
2020年12月28日
価格変更 300円👉限定価格500円
2020年12月30日
価格変更 500円👉限定価格700円
2021年1月10日
おかげさまで30部以上達成✨
ありがとうございます😆!
2021年1月10日
限定価格終了
限定価格700円👉通常価格800円
2021年2月6日
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気になっている方は、
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良かったら、SNSで引用(拡散)、
感想も添付して頂けると大変嬉しいです。
今回のテーマ
今回のテーマは「視床の役割について」です🧠
視床出血は臨床に出ていると、
かかわる頻度は多く、
実際に、脳出血のほとんどは、
被殻出血と視床出血で多くを占めています(約7割)。
ここでみなさんに質問です。
視床と聞くと、、、
感覚障害とのイメージをお持ちの方は
多いのではないでしょうか?
視床には、感覚機能の他にも、
重要な核が多数あるといわれています。
「核」とは、神経線維の中継点のこと。
視床の核については、インスタにも投稿しています😄
↓インスタでの投稿はこちら
https://www.instagram.com/p/CFacPgfDMLQ/?igshid=rktnu52mpuuz
わたし自身、学生や新人療法士の頃は、視床出血の方を担当する際には、「感覚障害と運動麻痺を検査すれば大丈夫」と安易に考えていました。
運動麻痺と感覚障害に対してのアプローチだけでよくなるケースもいますが、そうでないケースもいたわけです。
視床の機能については、
感覚障害以外にも、もっと考えるべきことがあります。
このnoteは、
脳卒中リハビリテーションにかかわる
みなさんの役に立てるように、
専門書籍や多数の文献を参考にして、
多数のスライドも挟みながら作成しています。
視床=感覚障害のイメージが強い方にこそ、
読んでほしいです。
文字数は10,700文字以上のボリューム。
※不定期ですが、内容の更新や追記もしていきます。
視床出血を担当したときに、
「視床にはどんな役割があったっけ?」と、
見返せるような内容になりました。
繰り返しになりますが、
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‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ひとつでも当てはまる方には、
力になれると思います。
それでは、
視床についての基礎と重要な役割について
一緒に学んでいきましょう😁!
視床(視床出血)について
実際の視床の大きさは、親指くらいと言われています。
CT画像で確認してみると、以下のスライド、
赤丸の部分が視床です。
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出血の量が大きくても、小さくても、視床に出血が進展していれば「視床出血」と診断されます。
視床の近くには、内包が位置していることもあり、出血の進展具合によって、運動麻痺の程度が異なってくるといわれています。
視床出血と被殻出血の方を対象とした研究では、
A:内包後脚にかからず限局しているもの
B:内包後脚にかかるもの
C:内包後脚をまたがるもの
3つに分類して予後を調べたところ
CT所見では、
Aは予後が良好、Cについては予後不良であった
との傾向があったと報告しています。
参考:視床・被殻出血の予後予測 CT所見からの機能予後.神田勝彦ら.
九州理学療法士・作業療法士合同学会誌
https://ci.nii.ac.jp/naid/130006984292/
出血の進展具合については、
スライドで確認しておきましょう!
※CT画像では、出血の部分は、白くうつります。

左側は、視床に限局した出血(予後は、出血の量によって変わる)。
右側は、内包まで進展しており、脳室まで穿破しやすいともいわれ、
予後は不良なことが多いとされています。
⇓視床出血についての無料ブログはこちら
https://forphysicaltherapist.com/post-1599/
⇓内包の位置もスライドで確認しておきましょう!

⇓脳画像の見かたについての無料ブログはこちら⇓
https://forphysicaltherapist.com/post-1315/
脳画像を読む力がつくと臨床がかわる
〜すぐに実践できる脳画像診断のコツ〜初級編
視床の損傷=感覚の障害、というイメージが
なぜできたのかは、わかりませんが…
今回のnoteで、そのイメージは壊してください!笑
嗅覚以外の感覚を担うといわれる視床ですが、感覚に関する役割のほかにも、視覚情報や覚醒、記憶に関する認知面など、多くの役割を担っています。
それでは本題です😁!
まずは、視床にある『核』についてまとめたので、確認していきましょう
ここから先は
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