日本では、2010年3月に成立した高校無償化法に基づき、公立高等学校の授業料が無償化され、国立及び私立高等学校等は、年収910万円程度未満の世帯に授業料の支援として「就学支援金」が支給されるようになりました。この無償化には、専修学校や、インターナショナルスクール(指定された外国人学校一覧)も対象に含まれております。
しかし、今回のテーマとなっている朝鮮学校は、無償化に含まれいません。
これには差別などの声が上がっており、諸外国からも批判を受けたりしています。
皆さんはこの問題をどう考えていますか?
賛成・反対で、わずかな差となりました。
朝鮮学校の訴え
在日朝鮮人は、まだ朝鮮半島が分裂をしていなかった時代(日本が支配下として、統治していたとき)に、日本側が連れて来た朝鮮人のことです。
そのため、彼らは北朝鮮、韓国が、分裂していなかった朝鮮半島全体を祖国と認識しています。
第二次世界大戦後、朝鮮半島は解放され、その後、北と南で分裂します(現在の北朝鮮と韓国)。
当時裕福だった社会主義国の北朝鮮は、日本に取り残された在日朝鮮人のために、支援金を送ります。
これが後に朝鮮学校を大きく左右させることになっていきます。
日本政府関係の主張
当時、朝鮮学校の訪問までを行い、ルールを作ったという元橋下市長の意見を見ていきましょう。
こちらは、当時朝鮮学校に通う高校生とのTwitterのやり取りを、一部抜粋したものです。
やり取りが全てまとめらてたサイトはこちらから
ただ、問題は、国民が実際にどう思っているのかということです。
では、皆さんの意見を見ていきましょう。
朝鮮学校の無償化に賛成ですか?反対ですか?
今回の反論で、アイデンティティという言葉が出てきました。人には、それぞれのアイデンティティがあり、それを元に、色々な思想が生まれていきます。
そのため、アイデンティティはこの問題において、重要な論点ということが分かりました。
ここでは、区別という言葉が用いらています。在日朝鮮人の方は、この問題に対して、差別と認識しています。
これには相違がありますね。日本から見ると、差別ではなく、区別。しかし、在日朝鮮人からすると、これは差別だという認識として捉えていますね。
外交関係によって、教育の場まで左右させるのはおかしいということです。
そして、論点を次のように明確にしています。
こちらの意見でも述べられていますが、在日朝鮮人=朝鮮民主主義人民共和国籍とされますが、これは違います。在日朝鮮人=かつての朝鮮籍(朝鮮半島が分裂する前)ということなのです。
そして、教育の場に権力者の肖像画が飾られているのも事実です。
その他の意見
皆さんは、この問題をどう考えますか?
ここで、改めて、アンケートを行いたいと思います。ご協力よろしくお願い致します。
朝鮮学校無償化に賛成?反対?