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【5月のめあて】つんどく消化
こんにちはnagamです。
部屋の片付けをしている最中、一点に目が行きました。
テーブルに積まれている本、本、本………
出社していた時は、長い通勤時間やお昼休憩で読書の時間を設けることが出来ていたものの、在宅勤務になってからはなかなかタイミングを作れずにいました。そのくせ購入してしまうので積まれる積まれる。
テーブル自体が本棚になる前にどうにかしなければと思い立ち、
5月のめあてとして「つんどく(積読)消化」を掲げました。
「目標」ではなく、言葉のやわらかさ重視で「めあて」とします。
なつかしい響き!
つんどく消化記録
テーブルに積まれていた、5月読了本たちです。
まずはデザイン関連の書籍3冊
①半径50メートルの世界/佐藤オオキ
デザインオフィス nendoのチーフデザイナー、佐藤オオキ。
2020東京五輪の聖火台デザインで世界を驚かせたことで知られるが、
ビジネス界からも絶大な信頼を得ている。
最近では、東急ハンズ⇒ハンズのリブランディングを手がけ、
漢字の「手」をモチーフにした新しいロゴも絶賛された。
2025年に開催される大阪・関西万博 日本館の総合プロデューサー/総合デザイナーも務め、建築から展示まで全てのクリエイションを統括。
そんな彼の発想は、半径50メートルの中で生まれる。
佐藤オオキのアイデア発見法には、たくさんのヒントが隠されているのです。
東京2020オリンピックの聖火台やハンズのリブランディング、THREEのパッケージにローソンのPBデザイン。知れば知るほど、あれもこれも……あっそれも?!と手掛けていることの広さに驚きました。
なんの気なしに「かわいい」と思って手に取ったあのパッケージ、「おしゃれ」と思って手に取ったあのコスメ、「かっこいい」と思ったあの建築物。ひとつひとつの制作の裏側にはこんな物語があり、どういう考えがあって生まれたのかを知ることができ、より一層それぞれに親しみが生まれました。
エッセイ調で書かれており、読みやすいです!
②センスがないと思っている人のための 読むデザイン/鎌田隆史
ノンデザイナーも 新人デザイナーも センスを試されているビジネスマンもページをめくるたびにセンスがよくなる!
まぐまぐ! 人気のメルマガ「美大いらずのデザイン講座」書籍化。
デザイン経験がなくても、デザインソフトがなくても、読むだけでデザインセンスが鍛えられる本。
電車でできるコンセプト探しゲーム、デザインネタ帳のつくり方、
組み合わせアイディア発想法など、人気メルマガ著者の独自メソッドを大公開。
身のまわりにあるものから「デザインが学べるポイント」をピックアップ!
フォントの使い方、配色の考え方、レイアウトの勉強までデザインを吸収するヒントがいっぱいです。
画像メインの指南本ではなく、文メインのデザイン本はないだろうかと探して出会った『読むデザイン』。
ノンデザイナーさんやデザイン初心者さん向きとされている本ですが、インプットの方法やアウトプットのコツなど現役デザイナーにも役立つネタが盛り沢山です。
よく言われる『身近なデザインをたくさん見よう(→ 参考にしよう)』というのは具体的にどう見て、そして見たそれを自分のものにしていくにはどうしたらいいのか、というのも参考になりましたし、
「webデザイナーにもデッサンは必要」も詳細に書かれた理由を読んで納得でした。
文体も堅くなく、気軽に読めて且つ勉強になります!
③世界のグラフィックデザイン 117 大日本タイポ組合
大日本タイポ組合は、創設以来ずっと新しい文字の概念・可能性を探り続けてきました。gggでの展覧会開催を機に、過去22年の間に生みだされてきた実験的タイポグラフィの数々が編集、整理され、本書に纏められました。とことん『字/じ/ジ/G/g』にこだわった、固定概念に囚われない自由な文字表現をお楽しみください。
21_21 DESIGN SIGHTで開催された企画展「もじ イメージ Graphic 展」で作品をみてから虜になってしまった大日本タイポ組合の作品集。
「ひらがなのあ」の中に「カタカナのあ」を発見したり、熟語の中にその読みのカタカナを発見したり。
1つ1つの文字を作品としてじっと見つめ、パズルを解くかのように考えてしまうのが面白い!
そして小説やエッセイも積まれているのですが、1冊読了!
④ぼくのメジャースプーン/辻村深月
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。
同著者の『傲慢と善良』を新たに購入しておきながら(= 積読うち1冊)、どうしても読みたくなり本棚から持ってきた1冊。
序盤からしんどい気持ちになるけれど、辻村作品独特の温かさがあって引き込まれます。他作品も読んでる人にはわかるうれしい要素もアリ。何度も読んでいて結末も知っているのに、読み始めると止まらなくなってしまうので、2日で読了。生涯であと何回か読みそうだなと思っています。
5月で消化できた積読は4冊!
テーブルの上の積読をすべて読了できたらと思っていましたが一歩及ばず、小説が2冊エッセイが1冊残っています。
それでもまだまだ気になる本はあるので、積読消化が先かあるいは積読が増えていくか……前者であれば良いなと思っています。
【余談】4月のめあて
4月は友人に観て・観ろ・観た?・観な!と熱く薦められていたアニメ『アイドリッシュセブン』を全話観る月間でした。
(リアルタイムで視聴報告すると、友人から補足情報が届くスペシャル仕様。手厚い)
みんなが楽しくアイドル活動できる環境であってほしい……ひたすらキラキラアイドルモノだと思っていたので、リアルに描かれた世界観に度肝を抜かれました。あと曲がとても良い。次はライブ映像を観るように、とのことです。
6月もなにかめあてをみつけようと思っている間にもう下旬。
6月のことは忘れて、7月のめあてをさがしてみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!