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「私オッサンだから」と言う女性ほど実は色っぽい!【艶】の魅力を発揮しよう!

目が一重だからアイプチで目を大きく見せたい、輪郭が丸いからシャドーを入れてすっきり見せたい、ぽってりした唇に見せるためにオーバーラインぎみしてグロスをしっかりのせる・・・。

メイクはさながら欠点を矯正する手段のようです。

「メイク本なのに泣ける!」と話題になった『毎朝、自分の顔が好きになる』では、あなたが欠点だと思っているところが実は長所であり、魅力そのものである、というお話をしています。

突出した魅力は人を惹きつけるだけに、予想以上の反応をもたらしてしまい、時にそうした反応をネガティブなものと受け止めてしまって、こういう見た目のせいだからなのかな・・・と原因を自分自身にもとめてしまったりします。

そうすると、本来の魅力や自分らしさを閉じ込めたり、矯正しようとしたりして苦しくなるだけでなく、魅力として突出していたものが均質化されてつまらないものになってしまう悪循環。

今回は、本当は誰よりも女性ならではの魅力を持っているのに、女性らしさを否定して、オッサン化してしまっている【艶】の方たちについてご紹介します。

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【艶】
 艶の魅力の方は、自分の色気に対してまったく自覚がないか、あるいは疎ましく思っていて、なるべく女性性を封印し、さらには目立ちたくないと思って生きています。
 特徴としては話し方がやけにさばさばしていて、「自分やっときます! いいッス! いいッス!」と体育会系の後輩みたいな立ち位置を好み、自分のことをおっさん呼ばわりしたりします。気さくな人柄で男友達もすぐにできますが、内心実はとっても乙女チックで恥ずかしがり屋で、とてもじゃないけど女性性を表現することなんてできません。
 恥ずかし死にしちゃうんじゃないかってくらい、恥ずかしがりすぎていて、恥ずかしがっていることすらバレたくなくて、恥ずかしがっているように見えないくらい恥ずかしがり屋なんです。
 女性性の封印は、どうやら痴漢やいたずらに遭った経験がある方が非常に多いようです。さらには初潮が早い。胸が大きくなるタイミングが早いなど、性に対して考えさせられるタイミングが早いために、かえって反発心が芽生えてしまうようなのです。
 また、目立ちたくないのは、子どもの頃から役職についたり、なにか委員会なんかを頼まれたりすることが多いから。艶の子はなんでもできそうなんですよね。でも本人は「私のことをなにも知らないくせになんで頼んでくるの!? そんなにできないよ!」と思っていて、頼まれることがイヤなことになってきます。
 また、女性性を売りにして男性と仲よくしている人を見ると、許せない気持ちになる方も艶の魅力の方には多いようです。むしろ一番それをやるべき人たちなのに。
 そして密かに、とっても密かに心の奥の奥の奥底のほうに潜んでいる、自分でも手に負えないほどの愛欲ともいえる女性性が、究極中の究極というタイミングに「ドバァーッ!!」っと、全身の毛穴から吹き出す方もいらっしゃいます。あるいはそんな瞬間が自分の人生に訪れることを心底望んでいる方もいます。あるいはそんな自分を自覚することなく、生涯を過ごす方もいらっしゃいます。
 艶が自覚して実行すべきことは、女性であることを「自覚」することと、女を磨く「努力」をすることです。艶が女性性を手放すと崖から転げ落ちるようにおばちゃん化します。特に結婚、出産を機に一気におばちゃん化している方が多いです。別に結婚と出産をするだけのために女性として生まれたわけじゃないと思います。 

 いつもいつでもいつまでも自分は女なんだ!
 
 という自覚を持ち続けることです。逆にいつまでも女性だという意識を持ち続けると、参観日などで「あのかあちゃん誰のかあちゃんだ!?」と子どもさんの同級生が話題にするほど素敵なお母さんにもなりうるのです。それと油断すると太りやすいので、美しさに磨きをかけるには努力を伴います。
 それと艶の究極のキーアクションは自己表現です。「私はこれが好き!」「こういうことをしようと思う!」「こういうことをするのがいいと思う!」と自分の価値観や生き様をSNSや交流会やママ友の集まりなどで伝えるのです。
 艶の人がやっていることはマネしたくなります。なんかよさそうに見えるんですよね。
 梨花さんは艶の魅力の方ですが、彼女がインスタグラムなどのSNSに「これ買ったよ♫」なんてアップしようものなら、一瞬にしてその商品は各地でソールドアウトになります。
 これは凛と艶の違いで、どちらも【発信】がキーアクションという点では一緒なのですが、たとえば、天海祐希さんが同じく「これ買ったよ♫」なんてなにか買った物をアップしていたとして「うわ! どこの? どこの
!?」ってなりにくくないですか? むしろ「それがどうしたの?」っていう気持ちがよぎると思います(もちろんファンの方は違うと思います。ご了承くださいませ)。
 一方で、梨花さんが「こうしよう」「ああしよう」って言ってきたらいかがですか?
 もちろんOKなんですけど、少しだけ「なんであんたに言われなあかんねん」っていう気持ちになりませんか? (同じくファンの方は違うと思います。ご了承くださいませ)
 凛はベクトルのよう。つまり向きがあるんです。だから先導がカッコいいのです。ついていくかいかないか、なのです。艶はオーラのよう。向きというか四方八方にパワーが広がる感じですね。だから自己表現。受け取る側の受け取り方は100万通りあるんです。相手の反応や評価を手放すことも大切かもしれません。
 余談ですが、艶の魅力の方は雑誌の表紙に起用されることが多いです。雑誌ってたくさんある中から、パッと目を惹いて選んでもらう必要があるからなのでしょうね。

Point
あなたが楽しそうに人生を謳歌し、それを旺盛に
表現することが、見ている誰かの夢になるのです


※本稿は『毎朝、自分の顔が好きになる』(内田裕士 著)より抜粋したものです

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(編集部 杉浦)

Photo by Lena Myzovets on Unsplash




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