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2カ月半で10kg減のダイエットに成功!しかし、気をつけなければならにことが…

7月末からダイエットをはじめて、およそ2カ月半、ようやく目標としていた10kgの減量に成功しました。
体重68.5kgから58.5kgになったわけです(身長171cm)。58.5kgというのは、社会人になる前の体重です。20年以上ぶりに戻りました。
出っ張っていた腹がだいぶへこみ、腰への負担が軽減されたことで腰痛が緩和しました。
原則として1日1食、食べるのはお昼だけ。蒸し野菜、こんにゃくのステーキ、しらたきラーメン、ところてん、0キロカロリーゼリー、湯豆腐といった、低カロリーな食事がメインです。ダイエットとはいえ、酒を飲まなきゃやってられないので、夜は缶酎ハイ3本&芋焼酎のソーダ割り4杯程度にあたりめや燻製イカ、ナッツ類などのアテでやり過ごしました。ご飯や麺類、肉類はほぼなし。酒を入れなきゃ、1日500kcal以下の日がほとんどだったと思います。
(運動はほぼなし、たまにスクワットをするくらい。したがって、筋力もかなり落ちました)

苦しかったとはいえ、やはり達成感がありますし、思いがけずストイックに頑張れたことで自己肯定感が上がりました。また、自己イメージも上がり「シュッとした、将来有望な青年」のような見た目になれたような心持ちにもなりました(子どもと遊びに行ったときに撮った2ショット写真を見たら、「うわ、やせたところで顔でけえな……」と一気に現実に引き戻されましたが……)

ともあれ、急なダイエットには最悪の落とし穴があります。そう、リバウンド。
以下は、「週3食(1日1食ではありません)」を推奨している堀大輔『食べない人ほど仕事ができる!』からの抜粋です。

ファスティングの危険性について解説していますが、ダイエットとも共通している部分も多分にあると思います。
私と同じようにダイエット中の方は、ぜひ読んでみてください。


ほぼすべての実践者がリバウンド ✚断食・ファスティングの危険⑤

 言い方は極端かもしれませんが、断食やファスティングは食べすぎている人の食事量を抑えることが主目的です。食べすぎているときには出ない有益なホルモンを出し、遺伝子を活性化させ、酷使している内臓を休めるといったことから、断食をする=健康的に良いというイメージがあります。
 事実として、大食いの人、運動不足なのに3食を食べている人、眠る直前に食べる食習慣のある人、糖質を摂りすぎている人は、たまのデトックスとして断食やファスティングをすることで、その恩恵を享受できます。
 しかし、本来少食の人が断食やファスティングをしてもメリットは少なく、むしろデメリットとして栄養失調を伴うことも少なくありません。
 動物にとって食べすぎという状態に、恐怖という情動はほとんどはたらきません。一方、飢餓状態や、食べるものが周囲にない状況は想像以上の恐怖を伴います。
 この恐怖を知りたい方や、疑問がある方は、装備や食料を一切持たない状態で、一人で山に1週間ほどこもってみると実感できると思います。1週間という期間を決めているだけ、1週間後には食べられるという安心感があるかもしれませんが、野生動物はその保証がなく、自分で動き出さないと食事を得ることはできませんし、食事にありつける保証もありません。飢餓に近づくことで、どんどん身体の動きも悪くなり、生存にとって分が悪くなります。
 飢餓状態(3日程度であれば、絶食状態に留まるかもしれませんが)を何度か経験しておくことで、食事がとれないような何らかの緊急事態に備えることには意味はあります。
 しかし、不自然かつ短期の飢餓の体験は、次に食事を食べられるときに、食欲の渇望を招きます。これが食欲の跳ね返り現象(リバウンド)です。非日常から日常に戻ったときに、明けの食事がうまくいかず、リバウンドする人が多発します。
 そしてまた断食やファスティング→減量→リバウンド→断食やファスティングというループが完成します。
 断食やファスティングの直後では体重が落ちるので、自身の身体にとってとても有益な経験であると感じますが、実際には、リバウンドまで含めると状況は悪化していることも少なくありません。
 本来は、適正体重(自分の目標とする体重)や、自分のコンディションが整った健康状態を常時維持することが大切です。
 一時的に食事を調整するという発想ではなく、たとえば1日あたり、週あたりの食事回数や内容を決めて、それをある程度の期間、3カ月や1年、もっといえば恒久的に続けることで、自分の理想とする状態を手にすることがベストなのです。


リバウンドしてもいいように、しばらくダイエットを継続し、私が尊敬するボクサー井上尚弥選手のスーパーバンダム級(55.3kg)まで落とそうと考えています。

(編集部 石  黒 )

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