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【ぼっち起業】成功する「ぼっち起業家」に共通する、お金の使い方の原則
こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
一般的な起業だろうと、ぼっち起業だろうと、「お金の使い方」はその人の哲学やセンスが出てきます。それはお金に対する考え方も如実に出てくるものです。
自らが「ぼっち起業家」にして、今までに多くの陰キャの方々を起業で成功に導いてきた「ぼっち起業コンサルタント」として知られる杉本幸雄さんは、成功する「ぼっち起業家」に共通するお金の使い方の原則があると言います。
今回は、杉本さんの新刊『「ぼっち起業」で生きていく。』のなかから、その原則とその詳細について説き明かしている箇所を一部編集して、全文公開します。
![](https://assets.st-note.com/img/1733224682-P5bnSEiT38RWAIozdmKlMc2w.jpg)
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おごる相手がいない分、広告費に投資する
ビジネスでは「お金」の使い方、資金の使い道が非常に重要です。
特に起業して初期段階では、お金は限られていて、その使い方一つで将来を大きく左右します。
私が起業したとき、友達はいなかったですし、恋人は堅実な人でしたから、おごるような場面がなくてラッキーでした。もし、あなたに友達がいるとしても、基本的におごらないことを方針にするといいでしょう。おごるくらいなら、そのお金は広告費に使うほうが賢い選択です。
なぜなら広告には、未来を創る、可能性を広げるポテンシャルがあるからです。広告は、あなたのビジネスをターゲットに知ってもらうために最も効果的な手段です。
特に今日では、ⅩやTikTok、InstagramなどのSNSを利用したデジタル広告は、起業初心者にとって主流になっていて、ターゲットとする顧客層に直接アプローチすることができます。
それにSNS広告なら、数百円から実行できます。広告を通じて、あなたのコンサル指導サービスの魅力を伝え、潜在顧客の関心を引き、購入につなげることができます。最近なら、私はTikTokの広告(プロモート)にたった300円投資しただけで、10万円の売上を得ることもできました。
広告は、ただの宣伝ではありません。市場調査や顧客のニーズを理解するための重要なツールにもなります。広告の反応を分析することで、どのようなメッセージが響くのか、どの媒体が効果的なのかも知ることができ、以降、それに基づいた集客戦略の無駄を減らして、成果を得ることができます。
しかし、広告費としてお金を投資する際には、その効果を最大限に引き出すための戦略、考えが必要になります。
あなたが販売するコンサル指導のターゲットを明確にすること、ターゲットがどの媒体に触れ、どんな情報を得ているのかを理解し、適切なセールスメッセージやデザインで広告を実施することが大切です。また、広告の効果を定期的に測定し、必要に応じて戦略を修正する柔軟性も必要です。
成功する「ぼっち起業家」に共通する、お金の使い方の原則
結局のところ、ぼっち起業家が成功するためには、非常に重要な選択が、お金をどう使うかです。友人や知人にご馳ち 走そうするのは、儲かってからやればいいのです。
さらに、参考までにお伝えすると、私もそうなのですが、10年、20年とビジネスをうまく経営していて億超えしているような起業家には、むやみにおごる習慣はありません。おごるとしたら、そこには必ず戦略があります。成功起業家で、ずさんなお金の使い方をしている人はほとんどいません。おごったり、お酒やギャンブルにお金を〝ただ溶かす〟ような人はいません。
もし、あなたがただ浪費するだけで未来がないお金を使おうと思ったときは、「6、5、4、3、2、1」と6秒間だけ考えて、本当に、そのお金がただ消えてしまってもいいのかを考える習慣をつけて、結論を出してみてください。
お金の活かし方、使い方を間違えた場合は、倒産や廃業という末路になり得ます。
あなたはビジネスの成長を最優先に考え、広告費や勉強のためにお金を使うほうがいいのです。そして、より多くの顧客を獲得し、まずは稼いでください。
集客できた数が、あなたの信用の量です。つまり、売上金額の大きさが、あなたの社会的信用なのですから。
そして、もう1つ、大事なことをお伝えします。
「お金を使わないと、決して成功することはありません」
このことも、ちゃんと心得ておくべき大切な経営原則の1つです。お金は使うものですし、借りてもいいものです。
〈著者プロフィール〉
杉本幸雄(すぎもと・ゆきお)
ぼっち起業家。起業コンサルタント。国内唯一無二の陰キャや人見知りの経営者向け交流会「KIO 陰キャ×自由が丘支部」支部長。
1969年1月生まれ、明治大学農学部出身。幼少の頃から虐待やイジメに遭い人生の前半はドラマのようなどん底人生。人見知りであまり話さず、話してもどもってしまい、小学生の頃のあだ名は「障がい者」だった。独りぼっちでいることをむしろ好み、寂しいとか孤独だと感じることはなかった。社会人になってからは、正社員だけでなくアルバイトや派遣スタッフでも、どこで働いても長続きしないダメ人間。1カ所で最長で3年、最短では午前中2時間だけで辞めて帰ってくるほど。正社員だけでも10社以上に転職した結果、ついには、もう履歴書を書くのも面接に行くのもめんどくさくなったという理由で、ぼっち起業を決意し、およそ20年前にコンサルタント業で起業。日本で随一のぼっち起業コンサルタントとして、ぼっちや陰キャ経営者からのコンサル依頼が絶えない。逆境を跳ね返して幸せを得るコツは「片手間ダメ! ど根性®」の姿勢で、目標達成のために必要な努力を少しずつ着実に消化していくこと。好きな動物は、ガリガリに痩せ目つきが鋭い、野良猫。
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今回ご紹介した新刊『「ぼっち起業」で生きていく。』の著者、杉本幸雄さんが、「ぼっち起業」に向いている人として、次のような人を挙げています。
◉会社で働くのに窮屈さを感じている人。
◉ぼっち・人見知り・コミュ症と自認しているが、起業したい人。
◉集団行動するのが苦手、一人で自由に稼ぎたい人。
◉就職に抵抗感がある学生。
◉とにかく自分のペースで仕事がしたい人。
◉飲み会とかの付き合いが苦手、めんどくさい人。
◉会議で自分の意見を発言するのが苦手な人。
◉人に指示されたり、管理されて働くのがツラい人。
◉会社の給料に不満があり、収入を自分で自由に決めたい人。
◉複数の人といるより、一人でいるほうが好きな人。
◉実際に対面で会ったり、電話で人と話すのが苦手な人。
◉社内政治とか根回しがめんどくさくて仕方がない人。
◉ライフスタイルや趣味を重視した人生を歩みたい人。
◉オタク気質がある人。
陰キャ、コミュ症、人見知り、オタク、集団が苦手……。
一見、起業に向いていない性格だと思ってしまうかもしれませんが、本書を読めば、その価値観は180度変わります。むしろ、起業に向いている武器である、と。
では、武器にするためにはどうすればいいのか、その武器をどのように活用していけばいいのか、そのときに注意すべき点など、ぼっち起業コンサルタントとして、今まで多くの「ぼっち起業家」を成功に導いてきた著者の杉本さんが培ってきた経験や知識、知恵を余すことなく盛り込まれた1冊が『「ぼっち起業」で生きていく。』(杉本幸雄・著)です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
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▼新刊『「ぼっち起業」で生きていく。』の「はじめに」「目次」を全文公開中
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