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【フォレスト出版チャンネル #65】ゲスト|風の時代と瞑想(不確実性の時代と瞑想)
このnoteは2021年2月12日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。
不安になりがちな「風の時代」にはますます瞑想が重要となってくる
今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める今井佐和です。本日は昨日に引き続き素敵なスペシャルゲストをお呼びしています。『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』の著者・渡邊愛子さんとデジタルメディア局の鳥垣さんと一緒に「瞑想」をテーマにお話を伺いして行きます。愛子さん、鳥垣さんどうぞ宜しくお願いいたします。
渡邊・鳥垣:よろしくお願いします。
今井:昨日はマインドフルネスを超えた瞑想の13のすごい効果についてや、誰でもできるソーハム瞑想、アーハム瞑想といったものを教えて頂いたんですけれども、今日は「風の時代」をテーマに、不確実性の時代といってもいいかもしれないんですけど、それと瞑想についてということで、お話をしていきたいと思います。コロナなどで社会が大きく変わろうとしているなと感じるんですけども、そんな時は瞑想がさらに重要になってくるというか、必要不可欠っていう感じですかね?
渡邊:おそらくそうだと思います。昨日マインマインドフルネスを超えたっておっしゃっていますけど、マインドを超える瞑想なんですよね。こういった色々な不安とか、色々なマインドを超えた純粋意識に繋がる。それは無意識ってことでもありますし、創造の源でもあるし、真の自分なんです。真の自分に繋がるところなんですね。真の自分というのは無限の可能性を持っているところなのですが、そこに日々繋がっていくことによって、日常で自分の中心に居続けられるっていうことがありますし、直感がずっと冴え続けているわけです。なので、何をすべきかというのがわかっているし、情報も必要なものが精査されて入ってくるというのがあったりですとか、シンクロニシティというもので、全ての人々や物質や出来事やタイミングが合ってくるので導かれていく。常に導かれている感じだったりとか、あとは漠然とした安心感ですね。根拠のない安心感にずっと包まれている状態だったりするんです。なので、この状態がない日常ってどんな感じなんだろうって私は全然想像ができなくなっているんですけどね。なので、もしそうでない日常を送っているとしたらやっぱり瞑想って重要なんじゃないかなと思います。
世界と「共同創造」していく感覚
今井:ありがとうございます。昨日の鳥垣さんが2週間、瞑想をやめてみたっていう話がまさにそれですよね。漠然とした不安が自分を取り巻いてしまうっていうことがあったと思うんですけれど、不安になりがちな今の時代こそ、ぜひ瞑想でという。マインドフルネスではなく、マインドを超えた純意識にアクセスするっていう瞑想ということなんですけれども、昨日愛子さんが瞑想に導かれたっていう、タイミングがバンバン合って、瞑想ティーチャーにまで導かれていったっていうお話があったんですけれども、おそらく今も原初音瞑想を続けることによって、色々なインスピレーションが降って、行動してっていうことがあると思うんですけれども、愛子さんは瞑想してインスピレーションが下りてきた時に、そのインスピレーションが「これやったらダメじゃない」とか「なんかこれ怖いな」みたいなインスピレーションが中にはあるかと思うんですけども、そういった時に恐れみたいなものは愛子さんの中に湧いてきたりっていうのはないですか?
渡邊:そうですね。もう瞑想を始めて15年、16年にもなるので、恐れはなくなっちゃったんですよね。チョロっとよぎることはありますよ。でも、よぎるっていうか、例えば私は海の底にいて海面でちょっとチョロリンみたいに不安がよぎるけどすごく遠くにあるみたいな。ここはもう揺るぎない深海にいるので、不安はないですよね。
今井:最初の頃はもう少しチョロリンがジョロリンぐらいあった感じですか?例えがうまくないですが・・・(笑)。
渡邊:そうです。そうです。やっぱり他の人の目を気にしちゃったりとか、どう思われるんだろうとか。本を出してもレビューでどう言われるのかとか最初の数年間は気になっていたりしたんですけど、そういうのをまったく超えてしまって。あとは、やっぱり私はシンクロニシティを基準に生活しているので、インスピレーションとともにシンクロニシティがやってくるわけですよ。ただ、直感でポンとアイデアが降るんじゃなくて、それに関係する、それに直結した出来事が起こってくるので、それで「あ、こっちの方向なんだなあ」っていうので、どんどん進んでいけるっていうのがあるんですよね。それが確証っていうか、自分にとっての確認でもあって、一歩一歩確認しながら、確認し過ぎてはないですけど、タイミングが合ったらどんどん進めて行くっていうので、アイデアを実行に移しているっていう感じです。
今井:そうすると、自分一人のインスピレーションだけというよりも、世界とともに世界を作っているというか。そういう安心感で、現実が動いていくっていう感じなんですかね?
渡邊:そうですね。世界って言うと面白いんですけど、共同創造している感じです。関わる全ての方々と一緒に共同創造していって、そのような人が現れたりするので、必要な人がどんどん現れてくるし、相手から提案してきたりっていうかたちでインスピレーションが出来事として確認できながら進んでいく。
今井:そうすると、たしかに不安になりようがないというか、これで正解なんだなってより確信が深まっていくような感じがしますね。
渡邊:そうですね。正解かどうかも気にしなくなっているので、正しい道なんだろうなって思いながら、でもその答えは別に求めない。答えはいつも後からやってくるので。何か先駆者になったり、クリエイティビティを発揮するって言うと、誰でもそれは先駆者って言うか、初めてのことじゃないですか。結果って後からやってくるから。結果を始める前から「どうなんだろう」って考えたら何もできませんけど、やった後でそれが明らかになってくる。それを1つずつ積み重ねていくことによって、根拠のない自信っていうのも確立してくるんじゃないかと思います。
今井:ありがとうございます。
「不確実性」が心地よく感じられてくる
今井:では、風の時代というか、不確実で何が起こるかわからない時代に合う新しい生き方についてお聞きしたいと思うのですが、こういった時代におすすめの生き方っていうのはありますか?
渡邊:まさに瞑想をしていると不確実性の中で心地よく居られるようになるんですよね。
今井:むしろ不確実性が心地よいという感覚なんですか?
渡邊:最初はそんなことないんですよ。最初は「不確実性がなんで心地いいの?」って思うんだけども、チョプラ先生の教えで「不確実性は創造の源なんだよ」って教えてくれるわけですよ。私もそれを皆さんに伝えているんですけども。全部が確実だったらクリエイティビティの発揮のしようがないわけです。もう決まっちゃっていて。でも不確実ってことはなんでもありだし、そこに自由があってクリエイティビティがチャンスなんですよね。
でも、考えてみたら確実なものってなにもなかったわけですね。確実と思っていたのは幻想だったので、こういったコロナっていう出来事があって、ベールが剥がれたって言うか、確実だと思っていた妄想が、幻想が崩れ去ったみたいな。元々不確実だったので、そこでいかに心地よく、平常心でシンクロニシティとともに進んで行けるかっていうのが醍醐味かなと思いますね。
「真の自分」とは全てが繋がっているところ
今井:個人的に気になったのが、冒頭の方で少し愛子さんがおっしゃられた「真の自分」っていうキーワードですけれども、真の自分というのは具体的にはどういったことでしょうか?
渡邊:こういったマントラを使った瞑想でアクセスしていくところが真の自分って言われているんですけど、真我っていう言葉だったら聞いたことがあるかもしれませんし、私達で言うスピリットって言うところでもあるんですね。「え!スピリットが真の自分?」って私も最初の頃は「どういうことなんだろう」と思ったんですけど、15、6年やっていてわかってきたことが、真の自分っていうのはスピリットなんですね。で、スピリットは何かって言うと、全てが繋がっているところなんです。全てが繋がっていて、そこは全体であり、でも1つのところなんですよ。そこは無限の可能性そのものなんですね。潜在力とも言えます。そこが真の自分なわけです。
なので、瞑想で無限の可能性である自分と繋がって、それを顕現していく。例えばマトリックスって映画ありましたよね。そこで青いピルと赤いピルでどっちかを選んで、覚醒の方を選んだんですよね。で、真の自分に目覚めていく。スーパーパワーに目覚めていくわけなんですけど。あれは、ブッダの悟りのストーリーを現代風にしたものらしいんですよね。私がチョプラさんの著作を、もう今9~10冊翻訳してきたので。そこで、真の自分って色んな言葉で表されていたのをやっと一年前に全部で突き止めたんです。その全ての言葉が同じ意味だってことがわかったの。さっきも言ったんですけど、スピリットは全体であり、1つのものであり、創造性であり、無限の可能性で、潜在能力って言いましたよね。あと、全知全能、全てを知っているわけですね。何でもできるし。存在であり意識で、ただあるっていう状態。あと、今ここ。気づきも実はスピリットのことなんですね。それから、目撃者の視点、時間を超越していて、形がなくって、静寂で。無とか、空って言われるのも真の自分なんですね。どこにでもあって、どこにでもないっていうのもあります。非局所的とか難しい言葉で、どこにもない。あと、非二次元、二元性を超えている状態なんですね。そこは永遠であり、無限であり、調和していて、充満していて、豊富で、充足していて、安らいでいて、至福であり、愛であり、光であるというのが、真の自分なんですね。だから、瞑想を日々行っていると根拠のない安心感、漠然とした安心感が、ずっと備わっているのは、全てがそこにあって安らいでいて、豊かさそのものなわけですね。だから、不安感とかがなくなっていくのもありますし、そんな自分の無限の可能性を日々あらゆるかたちで顕現していくっていう喜びに満ちた日常になっていくっていうものですね。
今井:ありがとうございます。真の自分についてお話しいただいたんですけれども、瞑想歴5年目の鳥垣さんとしては、真の自分に目覚めてきた感覚というか、体験っていうのはあったりされますか?
鳥垣:そうですね。私は先ほど愛子さんがおっしゃったように全く不安がない、飲み込まれない、完全にスピリットというか、そっちの選択肢を取れるっていうわけではなくて、まだちょっと揺れるところもあるんですけれども、絶対的な安心感が増えると、今まで取らなかった、頭で考えて取れなかった選択肢とかも取れるようになっていて、ここ近年。
その1つが私は3月に長野県の方に引っ越したんですけれども、多分そういった概念、周りと外れる行動とかって、怖くて今まで出来なかったんです。不確実性もあるし。「どうなるのか。想定から外れてどうするのか」っていうところだったんですけど、瞑想をすると不安に左右されることが少なくなったので、そういった大きな決断も1つずつ最近取れるなっていう思いと、さっき愛子さんおっしゃったように自分を生きるっていうところをテーマに今年は生きていきたいなと強く思うのと、そういうふうに生きていると、さっきおっしゃったように、シンクロニシティが起こってくるので、そこで新しい世界がまた見えて、新しい世界がまた見えてっていうところで、自分の想像を超えたような世界がどんどん見えてくるので、こっちに行きたいなって言うのがどんどん心の中でも湧いてきて、恐れが少なくて、行動もできるので、瞑想は今の時代、特に不確実性の時代にすごくぴったりだなと感じています。
今井:ありがとうございます。ぜひ皆さんも『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』の本や、愛子さん開発の「究極の瞑想」アプリですね。こちらを使ってバンバン瞑想していただければと思います。私も今日から早速アプリをダウンロードして始めたいと思います。本日は渡邊愛子さん、鳥垣さんにゲストとしてお越しいただきました。どうもありがとうございました。
渡邊・鳥垣:ありがとうございました。
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)