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【海外書籍ランキングTop10】＃169　今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング

フォレスト出版

あけましておめでとうございます。本日も海外書籍のリアルタイムの情報をいち早くお届けします。

先週は、母親へのギフトとして人気のメモリアルブック、
『Mom, I Want to Hear Your Story』

が2週連続で第1位を獲得。ピックアップ本では、チベット仏教、瞑想カテゴリでベストセラーランクイン中の、困難を乗り越えるための心の知恵、
『When Things Fall Apart』

をご紹介しました。では今週のランキングはどうなっているでしょうか。

★Amazon.com　週間売上Top10（2024/12/29時点）★
～The Top 10 Most Sold Nonfiction Books of the Week～


第1位『Mom, I Want to Hear Your Story』
Jeffrey Mason & Hear Your Story

（CUSTOMER REVIEWS：★4.7/13,639 REVIEWS）

☆24週連続ランクイン
「ママ、あなたの話を聞かせて」は、250を超える示唆に富んだ質問に溢れ母親に自身の人生のストーリーを共有してもらい、残すための楽しい方法です。あなたの大切なお母さんへの贈り物にしてください。

第2位『Dad, I Want to Hear Your Story』
Jeffrey Mason & Hear Your Story

（CUSTOMER REVIEWS：★4.7/7,902 REVIEWS）

☆16週連続ランクイン
時代を超えて後世まで大切に残る記念品を作りましょう。示唆に富む質問やヒントは、あなたの父親の思い出、経験、大切な瞬間、振り返りを記録するのに役立つ素敵なギフトになります。

第3位『The Let Them Theory』
MEL ROBBINS

（CUSTOMER REVIEWS：★4.5/43 REVIEWS）

☆4週連続ランクイン
他人をコントロールしようとするエネルギーの無駄を手放し、自分に集中する力を取り戻す。メル・ロビンスによる他人の意見や期待に左右されず自分自身の幸せと成功を追求するためのシンプルな方法。

第4位『Difficult Riddles For Smart Kids』
M. PREFONTAINE

（CUSTOMER REVIEWS：★4.6/33,056 REVIEWS）

☆24週連続ランクイン
10歳以上の子どもと家族で楽しめる！脳を刺激するなぞなぞやパズルを集めたこの本は、異なる物事や状況の間のパターンやつながりを見ることで子どもの脳に働きかけます。

第5位『Interesting Facts For Curious Minds』
JORDAN MOORE

（CUSTOMER REVIEWS：★4.5/12,087 REVIEWS）

☆14週連続ランクイン
「ゼロはいつから数字になったのか？」「ビッグバンの音はどんな音？」この本では、歴史、科学、ポップカルチャー、あるあらゆる事実について、ランダムに、しかし心を揺さぶるような事柄を1572個紹介します。

第6位『How To Draw Everything』
Emma Greene

（CUSTOMER REVIEWS：★4.7/2,163 REVIEWS）

☆5週連続ランクイン
子どもの創造力を引き出す300の描画レッスンを収録。簡単なステップの指示や練習スペース、塗り絵要素を備え、スケッチや色彩表現の楽しさを提供する、子ども向けの魅力的なガイドブック。

第7位『Stress Relief』
COCO WYO

（CUSTOMER REVIEWS：★4.8/1,430 REVIEWS）

☆4週連続ランクイン
動物、風景、花、模様、キノコなど、リラックスできるさまざまな絵が描かれた大人と子どものための塗り絵。シンプルでありながら興味深いデザインで、ストレス解消のひとときを演出します。

第8位『Atomic Habits』
JAMES CLEAR

（CUSTOMER REVIEWS：★4.8/135,574 REVIEWS）

☆309週連続ランクイン
習慣形成の専門家であるジェームズ・クリアが提唱する、習慣を変えるために必要なツールと戦略。

第9位『Little Corner』
COCO WYO

（CUSTOMER REVIEWS：★4.7/2,440 REVIEWS）

☆8週連続ランクイン
静かな朝に温かいお茶を飲むことから、読書に費やす穏やかなひとときまで、ちょっとした喜びを楽しむ居心地の良い日常のアクティビティのイラストを40点掲載した、大人とティーン向けのぬり絵本。家族、塗り絵仲間、もちろん自分へのプレゼントにも最適です。

第10位『The Ultimate History Buff Challenge』
BILL O'NEILL

（CUSTOMER REVIEWS：★4.8/3,185 REVIEWS）

☆2週連続ランクイン
究極の歴史マニアにチャレンジ！古代エジプト、ギリシャ、ローマから、20世紀と21世紀の世界大戦、反乱、暴動に至るまで、5,000年を超える世界史を網羅した600以上の雑学クイズが収録。何時間でも飽きずに楽しめること間違いなしです。

※○週連続ランクイン表記はTop20内

今週は、Amazonが選ぶ2024年ベストノンフィクションブック100から、
『Hope for Cynics』

をピックアップ！

Hope for Cynics：The Surprising Science of Human Goodness
皮肉的思考への希望：間の善意を再発見する科学

Amazonが選ぶ2024年ベストノンフィクションブック！

『Hidden Potential』他、ベストセラー作家であるアダム・グラントも「暗い時代の一筋の光」と称賛！

「皮肉的な思考」が私たちの心と社会を蝕んでいます。スタンフォード大学の心理学者ジャミール・ザキ博士が本書でその解決策を提案します。

1972年、アメリカ人の約半数が「ほとんどの人を信頼できる」と答えていましたが、2018年には3人に1人しかそう答えなくなりました。

世代や性別、宗教、政治的背景に関係なく、多くの人々が「人間の美徳は失われつつある」と感じています。

この皮肉的な考え方は、不正や不平等に対する反応として理解できる部分もあります。しかし、多くの場合、それは誤解に基づいています。研究では、人々が他者の親切さや寛大さ、柔軟さを過小評価していることが明らかになっています。

そして、こうした皮肉的な思考は社会問題を悪化させています。なぜなら、人を悪く見れば見るほど、その人の良くない部分を引き出してしまうからです。

しかし、この「皮肉の罠」から抜け出す方法はあります。本書では、科学と物語を通じてザキ博士がその秘訣を明かします。それが「希望的懐疑主義」です。

これは、問題や人々に対して批判的に考えながらも、人間の良い面を認めてそれを引き出す考え方です。このアプローチは、単なる楽観主義ではなく、人間性を正しく理解するための具体的な方法です。

希望的懐疑主義を通じて、私たちは人間性に対する見方を再調整し、より良い未来を築くための道筋を見つけることができるのです。

・・・・・・・・・

　皮肉主義は社会的健康における「病気」とも言えますが、それを治療する前に、その正体と私たちへの影響を理解する必要があります。
　診断はまるで探偵の調査のようなものです。
　症状はその手がかりであり、体内の異常を示す外部のサインです。
　例えば、体の痛み、手のしびれ、めまいは貧血の兆候かもしれません。
　これが胸の痛みに変われば、原因はもっと深刻な可能性もあります。
　それぞれのサインの意味は、状況によって変化します。
　心理学者は、人々の言動を手がかりに、その心の状態を探ります。
　もし以前楽しんでいた活動が喜びを感じられなくなったなら、うつ病かもしれません。
　どんな場でも中心的な存在であれば、外向的な性格だと考えられます。
　皮肉主義もこのように診断できますが、それは簡単ではありません。
　なぜなら、この言葉の意味が時代とともに変わり、現代の「落ち込んだ」ような皮肉主義は、もともとの意味とはほとんど関係がないことが歴史をさかのぼるとわかるからです。

「第1章　第1章: 兆候と症状」より

【著者について】
ジャミール・ザキ
（Jamil Zaki）

心理学教授、作家。スタンフォード大学の心理学教授であり、スタンフォード社会神経科学研究所の所長を務める。コロンビア大学とハーバード大学で学び、人間の脳における共感や親切さを研究。博士の関心は人間同士のつながりにあり、私たちがより良くつながる方法を学ぶことに焦点を当てている。

いかがでしたか？　今回ご紹介した書籍は、現時点での日本語版は未出版ですが、ジャミール・ザキ博士の以下タイトルの日本語版が出版されています。

『スタンフォード大学の共感の授業ー人生を変える「思いやる力」の研究』（ダイヤモンド社）

『職場にはびこるシニシズムを一掃する法』（ダイヤモンド社）

また、ジャミール・ザキ博士の活動やメッセージは公式ホームぺージやXでご覧いただけます。

◎HP

◎X

こちらも気になった方はチェックしてみてくださいね。今後も海外書籍のリアルタイムのランキングをご紹介していきますのでどうぞお楽しみに！

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│フォレスト出版のイチ押し海外教材│
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フォレスト出版では数ある海外の著者陣の中からイチ押しのものを教材化しています。ご興味がある方はぜひチェックしてみてください＾＾

　海外教材★イチ押しランキング
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第１位：『引き寄せの科学』
～“内在的支配思考”にアクセスし、思考を現実化する願望達成の9ステップ～
講師：ジョン・ディマティーニ

第２位：『ジーニアス・ファクター』
～“天才性”を覚醒する、Dr.ディマティーニ式能力開発プログラム～
講師：ジョン・ディマティーニ

第３位：『40 DAYS TO POSITIVE CHANGE』
～ポジティブな習慣を取り入れ、望む人生を手に入れる40日間の旅～
講師：ケリー・マクゴニガル

第４位：『ブレイン・ジャック』
～あの人の心と体を支配する“五感読心術”マスタープログラム～
講師：トルステン・ハーフェナー

第５位：『The Ultimate Guide to FIRE For Japan』
～日本の会社員が経済的自由を手にして、早期リタイアするまでのロードマップ～
講師：クリスティ・シェン

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
フォレスト出版

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