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ぼっち起業家が「決断して気がラクになった」と思う4つのこと

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
 
陰キャで、人見知り、コミュ症な人が起業して成功をおさめている事例がたくさんあることは、このnoteでも何度かにわたってお伝えしてきました。
 
自らが「ぼっち起業家」にして、今までに多くの陰キャの方々を起業で成功に導いてきた「ぼっち起業コンサルタント」として知られる杉本幸雄さんは、自分のことを「非常識な人間で、社会不適合者だ」と言います。
 
そんな杉本さんは、世の中のぼっち、陰キャは、「非常識でいい」と居直ったほうがいい方向に向かい、実際に起業しても成功しやすくなると訴えます。
 
今回は、杉本さんの新刊『「ぼっち起業」で生きていく。』のなかで、「非常識でいい」と居直る4つのポイントを解説している該当箇所を一部編集して、全文公開します。

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 私は非常識です。最近チェックしたら〝社不度〟は73%でした。かなり高めですよね。
 社不度とは、社会不適合の度合いのことです。「TESTI!」というWebサイトで〝にしうり〟が作成した社会不適合診断(https://testii.net/shindan/750)です。科学的かどうかも作者の出自も不明なので、ちょっとしたお遊びとしてやってみたら、そんな結果が出てきました。
 あなたがぼっちや陰キャな場合、社交的な場では最大級のプレッシャーを感じるのではありませんか。私もかつては、ドキドキしていました。
 でも、もしあなたも「非常識」であることを受け入れたら楽になります。非常識を居直って、稼げたら最高じゃないですか。
 私が、決意して実践している非常識な行為、意識は次のとおりです。

①積極的には話さないと、決めている

 あなたが非社交的でも、それは問題ありません。無理におもしろいことを言わなくても、自分のペースで必要最小限のコミュニケーションを取ればいいだけです。人はあなたの話し方や無意味な会話よりも、あなたの才能やアイデア、実績に興味を持っています。

②「愛想が悪い」と言われても問題ない

 人はみんな違います。誰かに愛想が悪いと感じさせても、それはあなたの個性です。無理に自分を変える必要はありません。例えば、私が愛想をふりまくのは仕事でお金をもらっているときだけです。まさに現金な人間です。何か悪いですか?(笑)

③「付き合いが悪い」と思われてもかまわない

 過度なストレスを感じない範囲で、最低限のお付き合いをすればOKです。例えば、私は夜のイベントや飲み会にはほとんど行きません。行っても1時間で引き上げて帰ります。最短では20分だけで帰ります。みんな知っているので、とやかく言われません。ほとんど誘われません。とても楽です。

④「リアクションが薄くてつまらない」と言われてもかまわない

 リアクションは、意図的に薄くしています。相手に〝情報〟を与えたくないからです。自分が優位に立ちたいとき、自分の情報を出しすぎるのは無能です。例えば、私はリアクションしないことで、他者に強さとミステリアスを感じさせます。ネット上で攻撃されたときも、自分ではいっさい反応しない作戦をとりました。相手は最大級の恐怖と焦燥を感じたらしいです。
 
 いかがでしょうか?
 あなたがみんなと違う、つまり、その他大勢と違う状態、つまり主流ではない「非常識」であることを受け入れられると、メンタルはとても楽になります。実はそういう自分を活用すれば、成功への道は開かれます。なぜなら、成功への秘訣は、自ら少数派を選ぶことだからです。

〈著者プロフィール〉
杉本幸雄(すぎもと・ゆきお)
ぼっち起業家。起業コンサルタント。国内唯一無二の陰キャや人見知りの経営者向け交流会「KIO 陰キャ×自由が丘支部」支部長。
1969年1月生まれ、明治大学農学部出身。幼少の頃から虐待やイジメに遭い人生の前半はドラマのようなどん底人生。人見知りであまり話さず、話してもどもってしまい、小学生の頃のあだ名は「障がい者」だった。独りぼっちでいることをむしろ好み、寂しいとか孤独だと感じることはなかった。社会人になってからは、正社員だけでなくアルバイトや派遣スタッフでも、どこで働いても長続きしないダメ人間。1カ所で最長で3年、最短では午前中2時間だけで辞めて帰ってくるほど。正社員だけでも10社以上に転職した結果、ついには、もう履歴書を書くのも面接に行くのもめんどくさくなったという理由で、ぼっち起業を決意し、およそ20年前にコンサルタント業で起業。日本で随一のぼっち起業コンサルタントとして、ぼっちや陰キャ経営者からのコンサル依頼が絶えない。逆境を跳ね返して幸せを得るコツは「片手間ダメ! ど根性®」の姿勢で、目標達成のために必要な努力を少しずつ着実に消化していくこと。好きな動物は、ガリガリに痩せ目つきが鋭い、野良猫。

今回ご紹介した新刊『「ぼっち起業」で生きていく。』の著者、杉本幸雄さんが、「ぼっち起業」に向いている人として、次のような人を挙げています。
 
◉会社で働くのに窮屈さを感じている人。
◉ぼっち・人見知り・コミュ症と自認しているが、起業したい人。
◉集団行動するのが苦手、一人で自由に稼ぎたい人。
◉就職に抵抗感がある学生。
◉とにかく自分のペースで仕事がしたい人。
◉飲み会とかの付き合いが苦手、めんどくさい人。
◉会議で自分の意見を発言するのが苦手な人。
◉人に指示されたり、管理されて働くのがツラい人。
◉会社の給料に不満があり、収入を自分で自由に決めたい人。
◉複数の人といるより、一人でいるほうが好きな人。
◉実際に対面で会ったり、電話で人と話すのが苦手な人。
◉社内政治とか根回しがめんどくさくて仕方がない人。
◉ライフスタイルや趣味を重視した人生を歩みたい人。
◉オタク気質がある人。
 
陰キャ、コミュ症、人見知り、オタク、集団が苦手……。
 
一見、起業に向いていない性格だと思ってしまうかもしれませんが、本書を読めば、その価値観は180度変わります。むしろ、起業に向いている武器である、と。
 
では、武器にするためにはどうすればいいのか、その武器をどのように活用していけばいいのか、そのときに注意すべき点など、ぼっち起業コンサルタントとして、今まで多くの「ぼっち起業家」を成功に導いてきた著者の杉本さんが培ってきた経験や知識、知恵を余すことなく盛り込まれた1冊が『「ぼっち起業」で生きていく。』(杉本幸雄・著)です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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▼新刊『「ぼっち起業」で生きていく。』の「はじめに」「目次」を全文公開中

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