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編集者のこぼれネタ

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各編集者のプライベートや趣味など、日常を垣間見れる記事たちです。
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2022年7月の記事一覧

気づけばもう20代になっていたな、と。

こんにちは。 フォレスト出版編集部の美馬です。 突飛なタイトルで恐縮ですが、 本日は20代の話にお付き合いいただければと思います。 と言うのも、先日読んだ1冊に影響を受け、 この1週間、20代という何とも言えない儚い時間について考えるようになったのです。 謎のベールに包まれたF氏 著者のF氏は2017年に突如として現れた作家さんで、デビュー作は『いつか別れる。でもそれは今日ではない。』2作目に『真夜中乙女戦争』、そして3作目が話題の『20代で得た知見』(KADOKAW

クソ暑い夏を乗り切るために激しくおすすめするアイテムたち

フォレスト出版編集部の寺崎です。 毎日、ホント暑いですね。 殺人的な暑さです。 みなさんは暑さと寒さ、どちらが我慢できますか? 私は暑いのが死ぬほど嫌いです。 夏はクーラーの効いた部屋でサニーデイサービス聴きながら一歩も外に出たくない。 そんな暑い夏を乗り切るおすすめアイテムを今日はご紹介します。 首元ひんやりで体感温度が数%下がる「ひんやり氷結ベルト」うだるような暑さの日。 汗だくで入った喫茶店で差し出されたおしぼりがキンキンに冷えている。 さあ、あなたなら

売れるタイトルには法則があるか?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 本づくりにおいて「タイトル」は超重要と言われますが、いつもたいへん頭を悩ます課題でもあります。 「全帯」でふたたび目立つ場所に押し出す作戦ネタばれになりますが、2018年に刊行した『なぜかうまくいく人のすごい無意識』という担当書籍の帯替えをすることになりました。帯替えといっても、普通の帯ではなく、天地がカバーと2mmしか差がない、いわゆる「全帯」と我々が読んでいるものです。 たとえば、これが石井裕之さんの『「心のブレーキ」の外し方』のも

本は読まないほうがいい?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 今日は最近読んだ本で「仕事に役立ちそうなもの」を1冊ご紹介したいと思います。 『思考の整理学』という異例のロングセラー文庫をご存じでしょうか。 筑摩書房さんの特設ページを覗いてみたら・・・ ◎東大・京大で一番読まれた本 ◎刊行から36年、驚異の126刷、263万部突破! ・・・とあります。 この本は編集者の間でも鉄板の教科書となっているわけですが、この本を書かれた外山滋比古さんの文庫本が先日書店で平積みされていたので、思わず手に取

第三次世界大戦はもう始まっている!?

フォレスト出版編集部の寺崎です。 参院選が終わりました。大方の予想通り、自公の圧勝で終わった選挙でしたが、みなさんはどのような感想をお持ちでしょうか。 安倍元首相殺害という衝撃的な事件もあって、前回選挙より投票率は少しだけ上がったようですが、向こう3年間は「選挙」という手段で国民が政治参加できないという瀬戸際にもかかわらず、「相変わらず投票率、低いなー」と正直思ってしまいました。 衆議院に続いて、参議院でも改憲勢力が3分の2を確保できましたので、憲法改正の発議が可能とな

全選挙民が投票前に読まないといけない本だと思うのでオススメしてみた

安倍晋三さんが亡くなりました。 ご冥福をお祈りします。 そして、明日は参議院選挙です。 なんだか・・・激動ですね。 個人的には安倍さんを殺した犯人を恨みます。なぜならば、今回の暗殺事件は安倍さんが残した数々の負の遺産をすべてチャラにして、悲劇のヒーローにしてしまう可能性があるからです。 ともあれ・・・ご冥福を祈ります。 「日本には差別がない」という大きな誤解亡くなった安倍元首相含め、日本には二世議員、三世議員がたくさんいます。 いわゆる「世襲議員」です。 この世

憲法改正草案の中身を調べてみたらびっくりした話。

フォレスト出版編集部の寺崎です。 今週末は参院選ですね。 日経新聞の1面に「自公 改選過半数の勢い」「改憲勢力2/3視野」とドドーンと出ていますが、どうなることやら。 今回の選挙以降、向こう3年間は選挙がありませんので、今回の参院選は今後3年間の日本国ならびにわれわれ日本人の行方を占う超重要な選挙です。 今回の選挙の争点はいろいろありますが、戦後70年以上にわたって一切手を付けてこなかった日本国憲法が変わるかもしれない「憲法改正」に個人的に注目しています。 戦後、こ