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編集者のこぼれネタ

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各編集者のプライベートや趣味など、日常を垣間見れる記事たちです。
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2021年6月の記事一覧

遠出をしたい。でも地元からその魅力を再発見しよう

編集部の稲川です。 6月20日に解除された緊急事態宣言。しかし、大阪全域や東京23区ほか10県では、まん延防止等重点措置が7月11日まで取られることになりました。 まだまだ予断を許さない状況が続きますが、まん防明けにはほぼ夏休み。 オリンピック開催で東京周辺では外出自粛は続くのではないかと思われますが、自宅でオリンピック観戦とはいかないのではないでしょうか。 旅行に行きたい、旅に出たい。遠出をしたい。 多くの人がこの2年以上のストレスで、コロナ収束後に爆発しそう(反動で)で

町を捨てよ、書の旅へ出よう

編集部の稲川です。 コロナ禍での緊急事態宣言解禁。なりふり構わずオリンピック開催を強行する政府ですが、やることはすでに織り込み済み。 そこは開催が決定したその日から、契約でがんじがらめにされているので、国民の反対など関係ありません。 まあ、「契約書をよく読みましょう」なんて言いますが、日本人は契約社会の怖さを、このオリンピックで知るべきなのでしょう(何も知らされないのが、また日本なのですが)。 オリンピックをやるも地獄、やらないも地獄。まさにシェークスピアの『ヴェニスの商

業界用語の基礎知識【出版編】

フォレスト出版編集部の寺崎です。 どの業界にも「業界用語」と呼ばれるものがあるかと思いますが、出版業界もご多分に漏れません。 今日はそんな業界用語の【出版業界編】を開陳してまいりたいと思います。 ※一般的にはまったくタメにならない情報なので、モノ好きな方以外はブラウザの閉じるボタンを押していただいたほうがよいかもしれません。 「ゲラ」という言葉の語源が想像以上に深かったまずは「ゲラ」です。 ゲラというのは、デザインの固まった紙面レイアウトに文字を流し込んで、図版やイ

コロナ禍のいま、人生で最も運動している話。

コロナで外出の機会が減り、運動不足、コロナ太り・・・といった話がよく聞かれますね。こんなに体を動かさないのはヤバい!と、一念発起した方々もいらっしゃるようで、「数ヶ月前から運動を始めて10キロ痩せました!」「パーソナルトレーニングを始めた!」といった投稿をSNSでちらほら見かけるように。 かくいう私も、今、人生でいちばん運動をしています。子どものころからインドアで、スポーツはするのも観るのも興味なし。お腹まわりなど、それなりに気にはなるので、運動ではなく炭水化物を控えてみた

谷川俊太郎さんのご自宅に訪問した話

フォレスト出版編集部の寺崎です。 私が個人的にだいすきな本のなかに『呼吸の本』という書籍があります。 国際フェルデンクライス連盟認定公認講師で「呼吸」の専門家である加藤俊朗さんに、詩人の谷川俊太郎さんが呼吸についてあれこれ問いかける形を取った本です。 この本では私が読者の皆さんに代わって、加藤さんにいろいろ問いかける形を取った。活字では伝えきれない加藤さんの言葉を感じてもらうために、実際に呼吸法を教えている現場にマイクを持ち込んだライブ録音も付いている。加藤メソッドは言葉

6月17日までに観てほしい!元韓流編集者がお願いするおすすめの韓国ドラマ

先日、韓ドラ最高の一作として、ヴィンチェンツォをご紹介しました。最高とか言ってたのに、まだあるの?みたいに思われるかもしれません。すみません、ヴィンチェンツォが最高には変わりないのですが、今回ご紹介する作品もとてもとてもよかったのです・・・。 それは、「賢い医師生活」という作品です。面白いという噂はたくさん聞いていたのですが、なんか地味?などと思ってしまって、触手が伸びずにいました。しかし、ヴィンチェンツォを観終わり、ヴィンチェンツォ・ロスになりながら、初め拒否していたヴィ