山羊(やぎ)はいつも笑っている…
地場産業のスーパーのほど近い、薪ストーブ、北欧ログハウスの小屋等を展示販売している。その中の小屋の一つに山羊が住んでいます。
小屋半分は牧草がしめています。
飼い犬はまったく興味の対象(蛇が前を通っても…)ではないらしい。
山羊は笑い顔で見つめる。
白い窓枠が額縁になって顔の印象を強める。
それに…なんといっても顎髭(あごひげ)は山羊のシンボル。周囲の時間が止まってしまいます。
羊との付き合いは長い(毛を紡いで糸にしてセーターを編んだり、布を織る)
優しいアンゴラセーターの毛はアンゴラヤギ。しかし出会ったことはない。
動物園でも出会わないのでヤギの入手先を検索してみると意外に「山羊譲ります」が県別に出ています。
興味深い記述があった。
除草剤や草刈り機を使わずに、ある程度広い畑の除草を任せられる「ヤギ除草」。
その名の通り、草食動物のヤギに畑の雑草を食べてもらう除草方法で、薬剤や燃料を使わずに処分できるとあって、近年注目を集めている。
一方で、生き物を扱う方法ならではの難しさや考慮すべきポイントも多々ある。
エコな除草です。コロナ禍で人が集まることを避けてか、高速から見ても電車から見ても日本中、蔓性の草が数年で繁茂しています。
この辺りも今夏は除草など出来ない熱波です(でした)
ヤギにお願いするのも気の毒ですが…
ヤギのお顔は目が離れているのが特徴で辺りの時間の流れを変えてしまう。
大学で「生体機能」という講義があった。顔のレイアウトを言葉で説明されて、いろいろな「顔」が思い浮かんで面白かった…
例えば赤ちゃんの顔は目が顔の二分の一のところに描く。
顔はおおよそ弥生、縄文に区分できる。もっと熱心に勉強するべきだった。
ヤギは中心(鼻)から外れ顔のエッジの辺りに目があるのは首を動かさなくて遠方が見えるのかもしれない。
ヤギさんのおかげで朝の慌ただしい時間が絵本の世界にタイムスリップしたようでした。
一方で飼い犬はいそいそと、帰ってから貰える朝食に馳せていました。
朝夕は高原のすず風が通り過ぎていきます。
この夏やりたかったこと。ほしいもの。はて…と考えてながら帰宅。