たーけやーさおだけー♬を聞いたことがありますか?身近な疑問から始める会計学
作家略歴 大学卒業後、受験予備校に就職するが退職し、公認会計士二次試験に合格。多彩な才能を発揮し『女子大生会計士の事件簿』シリーズで小説家デビューした。2005年に出版された、簿記・会計学を身近な話題から探究する『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』が、161万部(2009年1月現在)を超える大ヒットとなり、一躍時の人となった。
町の高原公民館の小さな図書館でなにげなく見つけた本です。
2005年初版ですから15年も前の本・・・街中の”たーけやー”はまだ健在なのでしょうか?発想がユニークなのは、変った経歴なので詳しい情報を添付しました。読後検索するとなんと、ベストセラー、しかもロングセラーです。
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がまさかのコミック化。
完全オリジナルストーリー&マンガで、実は身近なことから考えられる「会計学」の世界を網羅。会計の「エッセンスの中のエッセンス」をマンガで身につける!
これでもっとびっくり!さらに現在はYou Tube13万人
詳しいことは分かりませんがご本人が一番驚いていらっしゃることでしょう。塾講師のキャリアを生かし導入も大変分かり易い・・・のです。(史学でのみは収入に繋がりにくい 知人談)
何といっても「お金の」話はついつい聞き耳を立てて仕舞います。はっきり説明していただけるのは有難いと思いました。2000年に「金持ち父さん貧乏父さん」という本が話題になりました。以来お金の話も大切だと思う傾向が発生しました。
わざわざ「やさしい〇〇」と付いているのは有難いのですが、公認会計士が”やさしい“と思われるのと普通の生活者がやさしいと感じるのは別問題ですが熟講師は親切です。(わからないところが分かる。さらに小説も書いている)
”エピローグ7”の数学に弱くても「数字のセンス」があればよいはまさに気持ちを助けてくれた!本でした。家計簿のトリックも理解できました。「木を見て森を推察する」
「このさおだけ屋がなぜつぶれないか?」は現在も正確な情報なのか否か・・・多くの事例を調べたのかあるいは実際、さおだけ屋に聞き取りしたのか・・・いささか不安もありますが説得力はあります。
日々の生活の中で「チョッとした数字」にも気を配ることが数字のセンスを身に付けることが出来る。ありとあらゆる数字の背後には、ちゃんと意味が存在する。
ひとつひとつ立ち止まって「考えることを習慣化」していけばよい
上の事は他の仕事においても同じことだと思います。
山田氏は会計学という厳めしい学問を身近な言葉にし、さらにコミック化され年齢層を超えた共感を得たのでしょう。
一つ一つにエピローグと名付けて1~7まで”まとめ”を作っています。頭の中で整理することが既に文字で書かれています。
ことわざ会計学
・ない袖は振れない
・取らぬ狸の皮算用
・時は金なり 一刻千金
・地獄の沙汰も金次第
・貧すれば鈍する
・貧乏暇なし
・金持ち喧嘩せず
・安物買いの銭失い
・勘定合って銭足らず
・金は天下のまわりもの
・損して得とれ
・いつもニコニコ現金払い
・在庫は罪庫
ニタリと笑って仕舞います。
一つづつ丁寧な説明付きです。親御さんなどから聞かされたフレーズが一個以上はありますね。この際正確に!
秋分の日が過ぎました。
陽が低くなって室内の中ほどまで入ります。この時期から葉がすっかり落ちて空が広くなる時期に、新しいことを一つ始めることが好きです。
北欧ではこれから冬至まで漆黒の世界が広がっていきます。