■ 那須街道赤松林(森林浴一万歩!の森)の検索に隠れた"楽しみ"を折に触れてnoteする no.5
七月。文月です。
2023年 下半期に入ります。
一昨日、ウォーキングの際、那須街道赤松林のヤマユリの蕾が膨らんでいました。
声をかけるとハッと花の先端を今にも解いてくれるのではないか?と思いながら一輪も見る事はなかった。
それで10000本、いや20000本あるかもしれない…
衛兵交代のように、足並みが揃っているのか…ウォーキングは余所(よそ)にユリに話しかける。
7月1日またウォーキング!
日当たりの良い坂の上、開花しているのを発見です。何故か一輪。
他のユリはまだまだ花を支える茎が充分ではないのか、他のユリの'様子見'なのか蕾のままです。
ウッドチップのコースから外れ、川風の中、さらに一本。
ユリの香りが最も強くなるのは夜です。ユリの花粉を主に運んでいるのは「蛾」。
ユリは漢字で百合と書きます。
この百合根を1枚1枚剥いていくとその数がおおよそ100枚になることから由来している。
お正月に食べる「ゆり根」がヤマユリの根です。
開いたばかりのヤマユリ。めしべ一本、おしべ六本。小宇宙です。
ヤマユリの開花は合計二本に出会う。
欲張れば、開く瞬間に出会いたい!ものです。
これから一ヵ月が見頃で那須街道はヤマユリの香りと、赤松林の中に入ると日本画のような神秘な世界が広がる。
あじさいの花と明るい赤松林(2km)は用足しの帰りに通り過ぎる楽しみがあります。
林の中には多くの種類の夏キノコが発生します。
まったく詳しくはなく、断定して食用までは至りませんが、菌の世界もミステリアスです。
ブランコのようになっていた蔓からキノコが…菌さんはどこにでもいます。
数年前流行った「葉化病」のため一斉に切り取られたあじさいも徐々に回復してきました。
ヤマユリと夏キノコのお知らせがしばらく続きます。
ヤマユリは一年に一つづつ花を増していく。層になっている種が風に飛ばされていつの間か庭先に、それもツツジなどの根元に着地して花を付けます。
世界的に名を知られる現代アーティスト奈良美智氏の広大な庭のヤマユリを全部抜かれてなくなってしまった…と言う話を聞きました。
どこかで育っているとよいけど…と時々思い出します。
お出掛けください。那須ICを(12番)を下りて、信号左手(17号)、赤松林に入ります。
ヤマユリツァーを企画してお出掛けください。