東京リベンpairs16 葵ちゃんランデブー編
クリスマスイブにデートなんて、王手でありチェックメイトでありマッチポイントである。
そんな葵ちゃんから夜に1通のラインが。
クリスマスマーケットの場所の話かなぁ？
....え？
ちょっと何が起きてるのかわからなかった。
3回読み直して状況を理解した。
アプリやめたってことは多分彼氏できたんかな？
それとも単純に気が変わっちゃったか？
ま、つまり俺は選ばれなかったってことか。
最近ハマってたシャイトープのランデブーが脳内を流れる。たかが何度かやりとりして、ちょっと会っただけの関係だけど、なんか心にスウスウと風が吹く。
ああ、終わったのか。
終わったんだよな。
なんかこのまま途方に暮れててもあれだから、弾くか。
きっとクリスマス前にドタキャンされて、途方に暮れている同士はいっぱいいるはずだ。そんな同士に届けばいいと思い弾き語ろうと思った。
まあこれがむずい。
楽譜読めない素人が、両手の動作に歌うのも入れるのは至難の業だった。まあ、不器用で下手くらいがちょうどいいかw
透明な、雨の中あの街をランデブー
運命を無視して歩いてく
君の足跡がどこにも見当たらない所で目が覚める
即席の感情で書いてる
この歌がいつか時を超えて
限られた場所で生きる
君に流れればいいな
ランデブー:男女が落ち合うこと
きっと素敵な彼に出会ったんだろう。
葵ちゃん。どうか。