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【第8話】男の子の日で「放課後カルテ」見たけど、俺なら千石撫子ばりに教卓蹴ってる。

うごおおおおお。

頭いてえええええ。

ついにきてしまった。

男の子の日だ。

おれは月1来るので、そう呼んでいる。異論は認めない。

原因は明白。

疲労困憊、寝不足、栄養不足、〇〇○、睡眠不足、〇〇○ー、初対面の人と話す、などと身体的ストレスと、メンタルストレスだろう。

午前は水道工事が来て動けないので、ひたすらソファーに座ってドラマ2話分と、映画1本を見た。

「放課後カルテ」が軽い気持ちで見れそうだなぁと思ったので、見てみた。

正直に言おう。

ワイ、4回泣いた。


なんていうのかな。俺も同じ境遇になったことあるから、痛いほどわかるんよね。

小学校っていう狭い社会だと、異質なものは排除される。

出る杭は打たれる。

子供ってのは、そういう残酷な面も持ち合わせてるんだよ。

1話に出てきた「周りの人の気を引きたくて、無理して自分を大きく見せる男の子」の気持ちも、

2話に出てきた「本当はみんなと同じように頑張りたいのに、気づいたら居眠りや寝坊をしてしまい、同じようにできずに消えたくなる女の子」の気持ちも痛いほどわかるから、

その子たちの心の叫びを聞いて、めちゃくちゃ共感してしまったんですよね。

でもそういう子達には言いたい。

大人になったら世界は広い。そして、人と違うことは自分の個性であり長所であり武器なのだと。


小学校の頃、俺はでしゃばりで、負けず嫌いで、自慢家で、泣き虫だったから、よく仲間はずれにされた。

しかし、中学生になると、それが個性と認められ始め、学級委員に推薦されたり、テニスで入賞したり、認められ始めた。

そして大人になった今、もはや、過去の黒歴史をネタにしてるんだから。

タイトル回収&ネタバレするけど、
その女の子の居眠りの癖は、ナルコレプシーが原因だった。

てか、仮にも教師ならナルコレプシーくらい知っとけよバカなのってイライラしたのは置いといて、そんな居眠りする女の子を、

「お前のせいで授業進まないんだけど」

「また居眠りでサボりかよ。」

と口々に言い始める。森川葵役の先生も、「はいはいそんなこと言わないの〜」と軽く流してるのに、イラついたのはともかく、俺がこの教室にいたら千石撫子ばりに、

「おい、有象無象!」

返事はどうした有象無象!

「いいか、お前ら、現実をみろよ!
「過ぎたことでいつまでもうじうじとして、貴重な青春時代を台無しにしやがって。お前たちは最低だ! 本音と建前を使い分ける偽善者だ!」
「信じた先から裏切るこの世のクズだ! 地球上でもっとも下等な生き物だ!」
「いつからお前達は人をえり好みできるほど偉くなったんだ。俺様はお前達なんて大嫌いだ! だけどクラスメイトだぜこんちくしょうが!!」

囮物語「千石撫子」

って言って、教卓を蹴り飛ばしたい。

※ドラマは結構いい話でした。おわり。

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