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読書アプトプット#22「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」
勘違いさせる力
容姿が優れている=全体的に優れていると錯覚してしまう
認知バイアス(認知の偏り)
ブッシュ大統領の「テロへの対応」の良さが全く関係ない「経済支持率」を上昇させた
自分に都合の良い錯覚=錯覚資産
錯覚資産は複利で増やせる
錯覚を詐欺じみて感じている人こそ学ぶべき理由
①詐欺に引っかからない為に詐欺の手口を知るべき
②自分の周囲の人を詐欺から守る為
③知らず知らずのうちに有害な錯覚に蝕まれる
④錯覚資産がないと実力が中々伸びない
実力があるから採用されるのではなく、「実力があると錯覚される」ので採用される
実力主義の欺瞞を暴く本→世の中実力主義で成り立ってないという残念な現実
運によるものだとしてもどうしても実力だと錯覚してしまう
ハロー効果(何か一つが優れていると全体が優れていると錯覚してしまう)
直感に従う方が都合が良い
ハロー効果の除去→社会全体を敵に回す
自分の人生を選択するときだけは錯覚を除去する
成功すると次の成功確率が上がる(1回目の結果が実力を錯覚させる)
失敗よりも成功が成功の母
信用されている人のほとんどが錯覚資産によるもの
「錯覚資産があるから成功した」はセーフ
「信用があるから成功した」は欺瞞
ブランドに錯覚資産を紛れ込ませて隠蔽する
直感は直感が間違っていると認識出来ない
→錯覚資産を暴露しても効果が消えない
確変に入るまでは小さく賭ける
具体的な数値が出る行動、出版
生まれつき持っているもの=才能
後天的に獲得できるもの=スキル
才能がないと悩む時間は非生産的でしかない
優秀な人間が運に頼らず成功する理由
彼らの意識は嘘をついていない
「おおむね予想通りだった」と無意識に錯覚する
成功した結果=昔から優秀な人だった
失敗した結果=昔から優秀じゃなかった
物事をコントロール出来る人は心身への影響が大きい
運によるもの以外はコントロール出来る
運の運用はコントロール出来る
一回成功しても実力があるわけではない
⇆一回失敗しても実力がないわけではない
今の会社でパフォーマンスを発揮できていない人は、マイナスのハロー効果によって直感を汚染されている可能性→環境と役割を変えることを検討
各国の臓器提供率は単なるデフォルト値で決まっている
現状維持とそれ以外の選択肢を精緻に比較する
現状維持というデフォルトバイアス(期待値が他と同じくらいなら放棄する方が良い)
錯覚資産=錯覚のしやすさ×アピール度
錯覚ばかりでスキルアップを怠ると1ループが潰れる
スキルばかりで錯覚を怠ると全てのループが潰れる
グラフ自体の情報のみを捉えてグラフの縮尺を認識出来ていない
ITエンジニアなら、エンジニアの勉強会に行く
出来るだけ多くの人に自分を知ってもらう(大切なものは自分で何を相手に思い浮かべてもらえるか)
よりより会社に転職したいなら、自分のニーズを知るべき(優秀さよりポジションイメージ、実際に現場で戦力として活躍していることをアピールする)
内向的な人はこの効果をを甘んじている
思考錯覚の網を広げる
ページビュー(PV)とコンバージョン率(CVR)の関係
CVRが低い人はPVを軽んじる傾向にある
環境がスキルと錯覚資産を育む
スキルよりPV(環境)に投資した方が投資効果が高い
「学歴主義は評価につながらないと思う」ふりをしている(無意識に学歴主義を意識してしまっている)
現実世界の敗者が脳内世界で価値評価を捏造する
優れたエンジニアより優れる必要はない
→優れたエンジニアを利用する方法を考える
起業する際に共同作業者or社員にする
ヘッドハンティングして部下にする
自分の無意識を見張る(利用価値を見捨てると損をすると自分に言い聞かせる)
鎮痛薬モルヒネに無自覚に頼るのも良くない
人間は偏った物語に説得力を感じる
偏っていない現実はつまらないが真実に近い
①醜悪な生き方は人生はうまく行く
②美しい生き方は人生は上手くいかない
③醜悪を隠蔽する卑劣な生き方は人生はうまく行く
自分の外側と内側を分ける(判断のシステムの二重化)
主張→一貫して偏ったストーリーを語る
選択→徹底的に正しい判断にこだわる
好ましいものはリスクが少ない
嫌いなものはメリットが少ないと直感してしまう
脳内では単純明快な善悪の構造に分けている
感情ヒューリスティックは自己でどうにか出来ない
→基づく(利用する)戦略を立てるべき
「採用すべきか」≒「その人が好きか」
答えるのが難しい質問には人間は直感で答える
ヒューリスティックを用いて好みで判断している
自己保身や権力欲のために錯覚を隠す→欺瞞
少数の法則
錯覚:過剰に一貫性/原因/結果を求めた行動
錯覚資産を雪だるま式に増やす方法
錯覚資産の単位:種類/大きさ/範囲
錯覚資産の大きさ=ハロー効果の強さ×思い浮かびやすさ×思い浮かべる人の数×思い浮かべる人の質
天道説は直感的、地動説は理解し難い
直感のまま生きてしまう人間の性は絶望的であると同時にある種の希望でもある
錯覚の注意を怠らなければ錯覚を感じ使いこなせる