![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130332927/rectangle_large_type_2_eaacec2227e02ff204efdcb38f0ca80a.jpg?width=1200)
7日間のプチ休職という選択(後編)
前編はこちらから
中編はこちらから
5日目
この日は母親と朝早くから山梨に向かった。
プチ休職数日前に、ふと温泉でゆっくりしたいと思った。でも、私は暑がりなので1人で温泉に行ったところですぐ上がってしまい意味ないのでは、、、と思い、母親に相談したら山梨で行きたいところ(市場)あるから近くに温泉あるらしいから、と一緒に行くことにした。
最寄り駅から片道歩いて30分で着くはずが、なぜか1時間半弱かかった。それを平気で(しかも山道を)歩いてしまうのだから、変な意味で体力おばけなのだと思う。
市場の系列の温泉を楽しみにしてたが、市場の近くにあるものだと思い込み、住所まで見ていなかった。(系列の温泉は山梨ではなく、長野県に合った)でも幸い、市場の近くに別の温泉施設があったので入ることにした。
そこの温泉が熱いけど肌がスベスベになるほど質が良かった。満足。
こういう時間が欲しかったのだと実感した。疲れたらどこか行ける範囲で遠出して温泉に入るのも視野に入れようかな。
お昼ご飯は温泉の受付のおじいちゃんおすすめのお蕎麦屋さんで。そこの鳥モツ煮が美味しかった。おじいちゃん、ありがとう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129282138/picture_pc_ecb270e451ae6db756b515cc53bd257e.jpg?width=1200)
甘辛な味付けが美味しすぎて箸が止まらなかった。
お昼食べた後は、道の駅のような市場で買い物。テレビでも取り上げられた場所で美味しそうなものがたくさん売られていた。でも思っていたより収穫はなかったかも、、、。メンマは美味しかった。
私の目的は温泉でゆっくりすること。母親の目的は市場でお買い物すること。まあ、それぞれの目的は果たせたのでいい日帰り旅だったと思う。
市場から帰りは1時間くらいで最寄り駅に歩いて行けた。だいぶ山道登ったけど。
いい運動になったし、気分転換もできた。電車旅もいいね。
6日目
朝からアップルパイを焼いた。母親がアップルパイを食べたいというので、せっかく実家に帰ってるのだから作ろうと思って。
そのあと近所に買い出しに行って、お昼ご飯食べて昼寝して、帰る準備して夜ご飯食べた。母親のごはんは美味しいし安心する。
食べ終わって少しだけゆっくりして、たくさんの荷物と共にお家に帰った。
割とゆっくり過ごした日。
7日目
プチ休職最終日。
カラオケ
1年くらい前は月1で1人朝カラに行くくらいだったのに、パタリと行かなくなってしまった。
思うように歌えなくなった、というのもあるし、歌いたい曲がなくなってしまった、というのもある。
なんか、今なら歌えそうな気がしてカラオケ久しぶりに行くことにした。
いつもの如く歌う曲リストを作り、1時間半歌った。結果は久しぶりにしてはまずまずだったのでは、と思う。
ミルクレープ
新宿にあるカフェで気になっていたミルクレープを食べた。
思った以上にボリュームあって、でもぺろりと平らげてしまった。
甘いの苦手だが、ここのミルクレープは生地もクリームも甘すぎず、生地もモチモチで美味しい。
何よりフルーツをふんだんに使っているのも良い。幸せだ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129282356/picture_pc_a3006dfd8d5ac609d0f4956e26924d64.jpg?width=1200)
気になってたたい焼き屋さんでたい焼き食べて、夜ご飯を食べてお家に帰った。
7日間プチ休職を終えて
この7日間、家でゴロゴロゆっくり過ごすつもりがほぼ外に出て色んなところ行って過ごしていた。
休むと決めてから作ったやりたいことリストは8割くらいできたと思う。1番最初に思い浮かんだ「YOASOBIさんのアイドルを踊れるようになる」はできなかったけど。
自分を大切に、自分がやりたいことをやる7日間にしよう、と。何がやりたいんだろうって、とりあえず思い浮かんだことをやれて、ようやく少しだけ自分を大切にできた気がした。やりたいことをやりたい時にやるのって意外に大事だったりする。気の向くままに、時には勢いも大事(お金を使いすぎたのには若干の後悔が。でも、予算決めてそれに収まるようにしたからある意味セーフ)
長すぎず短すぎず、有休をそこまで使うことなくって考えた結果、きりよく7日間かな、で決めたけど正直前半辺りで(初日の夜にフラバ引き起こした辺りで)休みを延ばした方がいいのではと悩んだりもした。
後半なんとか元気になったからこうやって復帰している。
大阪京都日帰り旅行で出会ったバーテンダーさんやカフェのお兄さん、いきつけの美容室のお姉さんにも倒れる前に休むのは大事、て背中を後押ししてくれたのは嬉しかった。ありがとう。
もちろん、同期と課長以外誰にも告げずに突然消えたのだから迷惑かけてることに変わりはないのだが。
私がいない間、休んでたことを心配していた人もいれば、旅に出てるのかなーとか呑気なこと言ってる人もいれば、そもそも1週間いなかったことに気づかなかった人もいて、私が心配する必要なかったのかもしれない。それはそれで少し悲しい気もするが、、、。
ちなみに、私がいない間、現場は別の意味で大変なことになっていた。なんと私の同期が熱を出し同時期に消えたのだ(笑)しかも、使ってる機械も壊れた(笑)
他にも体調不良者続出。私以外にも人が消えた(笑)
いや、確かにね、1週間休ませてくださいって課長に言った辺りで2人くらい体調不良者がいてこんな時期に休んで申し訳ない、とは思ったし課長にも言った。(課長は「だからさ、仕事の心配するのが良くないの、ね。シフトとかは上の人間がどうにかするんだから。仕事のことは忘れなさい」と言われたから、仕事のこと忘れて休もう、と。同期にも「あとは任せたぞ」って託したのに)
本当はプチ休職7日目(復帰前日)に同期に連絡取るつもりでいた。どうしても気になって6日目の夜、連絡したら「そもそも俺も休んでて現場に入れてない」と。しかも機械壊れた、と。
意味が分からん(笑)もう一周回って笑いすぎて頭がおかしくなった。何で休んでたんだっけ?と思うくらい。全ての私情通り越して、1人の後輩として先輩方や上司に、ただ単に「1週間体調不良でもないのに休んですみませんでした!」ってなった。課長に「あの、現場が大変なことになってるみたいですがいっそ、1日早めて明日から復帰したほうがいいですか⁈」ってLINEした。さすがに課長は「現場の心配しなくていいから予定通り明後日復帰でいいからね」って返信が来たけど。
、、、休む期間を間違えたのかもしれん(笑)
でも、また、しれっと消えようかな。倒れる前に。(さすがに次プチ休職するときは体調不良がいなくて仕事も忙しくないときにするけどね)