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シンママがNetflixに沼った話

21年に子供を連れて家出をして3年。
初年は、子供のメンタルケア・新しい住居を整える・離婚調停の手続きなど寝る時間もなく過ごしていたが、徐々に息切れしメンタルは限界に。

そこで行き着いたのがNetflixだった。
見る暇あるんかい、と思うだろうが、もうそれは精神の限界を迎えた人間。寝る時間を削り、寝る子の横で充血する目の瞳孔を開き、ただもうひたすらにNetflixNetflixNetflix。

ざっとカウントするとこんな状態。やば

1話を1hで換算

今思えば、それも自己治癒の一環だった。
バランスを崩している時、常人には考えられない傾き方で、なんとか自分を保つのが人間なんです。しないと倒れちゃうから。
通常がやじろべえほどの揺れであれば、この時はジェットコースターのバイキング並の振り幅とGを受けながら、少しずつ少しずつ揺れが小さくなるのをもう他人事のように眺めているしかない。
叫ぶのもわすれちゃうくらい疲労してるけど、落ちる瞬間のGは毎回しっかりみぞおちにくる。体と三半規管はボロボロでした。

そんな私も、ようやく抗うつ剤から抜け出し、いまでは睡眠導入剤も3日に1回程度。
だいぶ元気になりました。
今はメトロノームくらいなんじゃないかな。

人って元気になってくると怒りの感情が生まれるらしい。
人生の大切な時間を膨大に捧げたNetflix、ただでは起きねーぞということで、昭和平成令和と生き延びてきた女の視点でレビューしていきます。

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