人生に迷った君へ
「人生に迷ったら知覧に行け」
やりたい事が見つからない。何をしても
続かない。そんな自分が心底嫌いだった。
何を思ったか突然バイト中に知覧にいこ!
って思いすぐ準備。次の日の朝には
ヒッチハイクで鹿児島の知覧を目指した。
道中色んな方に乗せていただいたが、
本当に皆様とても優しかった。人の優しさ
に触れて涙がこぼれた。自分のことしか
考えられてない自分の愚かさを身に染みた。
それと同時にもっと他の人に優しく出来る
人間でありたいと心の底から思えた。
時間にしてみては12時間。それでも僕に
とってはあっという間だった。
次の日鹿児島市内からバスに乗り遂に目的
の知覧特攻平和会館に。本当に偶然
ちょうどいいタイミングで語り手さんの
話を聞く事が出来た。当時16.17歳の少年達が
命懸けで戦った話を聞いた頃にはもう涙が
止まらなかった。一人一人に家族がいて
人の数だけ思いがある。最後に語り手さんは
この言葉を残してくれた。
「昨今色々な事件やニュースを聞き時には
辛く生きることが苦しい事があるでしょう
でもそれに負けず、一生懸命前を向いて
生きる義務が現代を生きる私達にはあるの
ではないでしょうか」
当時、命を懸けて日本のために戦ってくれた
人達のお陰で今がある。そう考えたら、
「やりたい事がない見つからない」とか
そんなのどうってことないな
そんなちっぽけな悩みに負けてられない!
って気持ちにさせてくれます。
それでも僕たちは人間で時には辛く苦しい
事もたくさんあります。そんな時こそ笑顔を
忘れず目の前にある当たり前の幸せを大事に
して今日も一生懸命みんなで生きていきましょう