「割り込み」に負けない時間の使い方。

 昨日は「集中する」ことについて書きました。その中で、集中しすぎることによる「割り込み」への対応についても書きました。「割り込み」って普通に生活していても常に入り込んでくる、この前提があれば、いつ何をしていても、切り替えるスイッチを間違わなければ、すぐにすんなりと切り替えることができる。ただ、「割り込み」が来るまでは今やっていることに集中するのが一番、ということが前提ではあります。
 さて、私は今週は「割り込み祭り」のような仕事になってしまっていて、なかなか本来やるべき仕事に集中するということが難しい状況でした。でも、裏を返せば「割り込み」のことが片付けば本来やるべきことに戻れますし、本来やることも割り込みで入ってくることもどちらも今日やることなのです。ですから、順番はどうあれ、どちらもやる、という考え方で、「割り込み」の方をちょっと優先させる。終わったら元々やっていることに戻る、ということを繰り返していました。
 この時に、イライラしたり、焦ったりというのは、おそらく仕事の終わる時間という線引きを考えているせいで普段の気持ちが保てなくなるためと思います。私の場合、その「仕事の終わる時間」という線引きをなくすことで、これといってイライラすることもなく、焦って仕事することもなくなっていきました。
 タスクシュートでは、「終わり」のことよりも「始める」ことの方を重要視しているので、そういう意味では、イライラしたり、焦ったりするような要素をなくして普段通りに、今に集中することができるなと感じています。
 ですから、いくら「割り込み」が発生しても、それを負担とか、ストレスに思わず、いつも通りで対応していけば良いのではないかと思うわけです。「割り込み」は悪いことでもないし、かといって歓迎すべきこととも思えませんが、発生したらやる、と最初から心構えをしておくだけで違うと思います。

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