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大手企業と中小企業の違い

こんにちは。
私は、飲食店での幅広い業務経験から、お客様も従業員も全員が笑顔でいられる店舗を、売上アップと離職率低下から創り出すコンサルタントを目指して勉強しています。

今日は、大手企業と中小企業の違いという内容について、記事にしたいと思います。

労働人口の減少や最低賃金の上昇など、ひと昔前の経営資源〈ヒト・モノ・カネ〉の中で、ヒトを取り巻く環境はネガティブな状況に向かっています。
(現代の経営資源には〈情報〉が加わるそうです。

大手企業は何をしている?

資本力がある大手企業はDXを進めていて、ヒト資源をロボットやシステムに落とし込んでいっています。
私も食品製造の展示会によく行くので、ロボットが高速で欠陥品を見つけたり、大型の自動調理設備を見たことがありますが、本当に人が要なくても成り立つ未来は近いんだなと感じます。
ヒト資源のコストを抑えることで、大手企業は流通価格や販売価格を下げることが出来ます。
カネに関しても二極化が進んでいます。
八百屋の市場価格よりスーパーの野菜が安かったり、牛乳屋の仕入れ価格よりドラッグストアの牛乳の方が安かったりと、どちらも私の身の回りで起こっている現象です。大手企業は一括仕入れをすることでバイイングパワーが働き、仕入れ単価を抑えることが出来ます。

中小企業が出来ること

ここまで述べてご想像が着くかと思いますが、
価格競争で中小企業は劣勢です。
では、どこで優位に立つべきでしょうか?
それは〈人を介在させて顧客感動を生み出すこと〉です。
大手の反対を行った人的資本経営を行うことで、
顧客を囲い込み、従業員が生き生きと働く店舗を作ることが出来ます。
客単価は顧客満足度とイコールの関係ですので、
大手企業の価格よりも値段が高い商品を販売することが出来ます。
業態によっては接客販売をすることで、リピートが生まれ、LTV(Life Time Value)を最大化することも出来るでしょう。

中小企業の強み

この様に中小企業は大手企業と別のことを行うことが理想です。
そして私が思う中小企業のもう一つの強みは、スピード感です。
大手企業よりも意思決定や実行に繋げることが早く、情報発信もすぐに行えます。
ヒトを活かして、スピーディーな経営を行い、
高速でPDCAを回すことで、大手に負けない、
誰も真似できない顧客感動が生まれる店が作られると
私は考えます。

大手企業と比べずに中小企業の強みを最大限に活かしましょう!








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