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料理人が料理を勉強するのは当たり前で、それができてるから成功するかは話が違う。悲しいけど、、、

料理人は一生を通して勉強し続けなければならない。

料理人に限った話ではないけど、日々進化していく食の世界、一度立ち止まったり怠けたりするとすぐ置いてきぼりにされるのがこの世界。

でも、多くの料理人は料理の勉強しかしません。
ぼくもそうですが、料理が好きで始めてるし、美味しいもの新しいものが作れた時は本当に嬉しいしワクワクします。

そんな少年のような好奇心と高揚感を料理人は料理誰でも持っているものと思いますが、

料理が上達することは、成功するということとイコールではありません。

毎日愚直に勉強して、練習しているのは自分のためでもあるけど、一部分的にだし、大抵がオーナーのために腕を磨いていることになります。

将来独立したら自分のために活かせるじゃないかと言われるかもしれません。

その通りです。

独立し、継続していけたらの話ですし、ドヤ顔で言われても、もともと自分のために始めた勉強なので自分に還元されて当然です。

ただ、
料理人の成功には1つ大事なポイントが抜けています。

料理が好き→勉強する→成功する
ではなく

料理が好き→勉強する→料理人とは違った頭で経営する→成功する

なのです。

料理がよくなくても流行る店はあるし、料理がとても美味しくても早くに廃業する料理人も実際にいます。

料理人にとっての独立とは本当は

料理技術を上げる事で叶うものではなく、

マネジメントや経営を把握して、料理技術を通して叶うものなのです。

なので、料理好きが料理だけやって料理人として成功することは理屈的にありません。

仮にあったとしても、長続きはしません。

技術職の独立は特別に見えて営業職の独立となんら根本は変わらないのが現実です。

料理人として料理の勉強を頑張るのはとてもかっこいいですし、素敵だと思います。
そして勉強している方もそっちの方が楽しいでしょう。

しかし、よくよく考えると料理人が料理の勉強をするのは当たり前のこと、独立を考えた時、これからどうなるのか不安になった時は、料理人も料理から少し離れてビジネス書やマネジメント本を読んでみましょう。

そして、その内容がホワイトカラーの為に書かれている内容でも構いません。

自分は料理人なので、この内容をどう自身の生活にアウトプットできるかを真剣に考えると、もっともっと良い料理人になれると思います。

2020/1/22


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料理人のキムラ
働きたい飲食店を目指して目標に進んでいます。