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【読書日記】精神科医が教える後悔しない怒り方

あなたは自分で自分の怒りのタイプ
ご存知ですか?


どうも
安全・安心と絆でつながる
キャリアコンサルタント
のタルイです。


週一でnote更新してます。


さて、現代は『怒りづらい社会』です。

昭和の頃なら

相手にストレートに感情をぶつけても
互いの腹の内を見せあえば分かり合える。

こんな互いに共通認識がある
穏やかな時代でした。



でも、今は違います。


例えば、サザエさんでのこんな一場面

波平カツオのことを思うあまりに
顔を真っ赤にして激昂すると…

「コラー! カツオー💢」


波平は
「親子間モラルハラスメント」
に該当しちゃいます😅



もう時代は変わったのです。



「怒り方」
見直していかなくてはなりません。

そこで、
怒りと言う感情と
うまく付き合っていくには

まず自分が、
どういう怒り方をするタイプか?



これを把握しておくことが
非常に大切です。


早速ですが
いきなり本題といきましょう。


怒りのタイプとは以下の
6タイプであります。

●幼児性が強いタイプ
●秩序愛が強いタイプ
●他人より優位に立ちたいタイプ
●抑圧・うつ傾向の強いタイプ
●冷静分析タイプ
●思い込みの激しいタイプ

「精神科医が教える後悔しない怒り方」より


そしてここに、
あなたの怒りのタイプを知るための
チェックテストがあります。

次のA〜Fのリストの各項目ごとに、
自分によく当てはまるものに
✅を入れてください。


それぞれの✅の数を数えて
メモしておいてくださいね。


ではどうぞ▼

CHECK LIST【A】

□ そのときの一時的な感情で他人を怒る

□ 何に対して怒りを覚えているのか、自分でも説明がつかないことがある

□ 興奮すると考えがまとまらない

□ 何かをするときは誰からも邪魔されず1人でゆっくりやりたい

□ 他人に従うのが苦手である

□ 整理整頓が苦手でよく忘れ物をする

□ 車のナンバーなど、ランダムな数字を覚えるのが得意

□ 聴覚が過敏で、雑音が多いと集中力が落ちてしまう

□ 喋るのは苦手。他人から直接話しかけられるとうまく即答することができない

□ 自分の趣味や得意分野に関してはオタク的に詳しい

□ 自分を抑えて他人に同調したり、他人に合わせて 行動したりするのが苦手だ

□ よく周りから「空気が読めない」「気がきかない」と言われる

「精神科医が教える後悔しない怒り方」より


CHECK LIST【B】


世の中の常識、以前から守られてきたルールやしきたりを大切にする方だ


「〇〇すべきだ」「〇〇ではなければならない」と言う固定観念を持っている


正義感が強く、間違ったことが許せない


考え方や価値観が自分と違う人に対して違和感を抱いている


「自分が正しいと思っていることが、正しく守られていない状況」に対して腹が立つ


公務員や学校の先生は良い仕事だと思っている


会社が決めたことや上司が決めた事は出来る限り守る


周りから「融通がきかない」「頑固だ」と言われたことがある 


会社や学校の先輩に対して敬意を払う


格安のものを購入することに抵抗感がある


家族で定期的に食事をするほうだ


人間関係は、仕事でもプライベートでも必要以上に広げないほうだ

「精神科医が教える後悔しない怒り方」より


CHECK LIST【C】


大声で起これば、相手がひるみ、自分が優位な立場に立てると思っている


相手が自分の敵か味方かを常に気にしている


何をする時も、勝ち負けか得損にこだわる


スポーツは「結果」が全てだと思う


密かに劣等感を抱いている


学歴や肩書き、家柄などにこだわる方だ


対人緊張が強く、議論をしたり話し合いをしたりするのが苦手だ


責任を追及するのが苦手だ


自分の親は高圧的であったと思う


情や義理に厚く、恩義で人を縛ろうとする


自分の弱みは、絶対に他人に知られたくない


実は「承認欲求」が強く、他人や社会から認められたい気持ちが強い

「精神科医が教える後悔しない怒り方」より

CHECK LIST【D】

□ 嫌だと言うことがあっても、感情をすぐに表に出さず、少しずつ怒りをためる

□ ちょっとしたことで落ち込みやすい

□ 「ああすればよかった」「こうすればよかった」と、ことあるごとに後悔する方だ

□ 忍耐強く、コツコツと努力することが大切だと思っている

□ 割と責任感が強い方だ

□ 人から頼まれると断れず、ついつい仕事などを抱え込んでしまう

□ 「自分ばかり損をしている」と思う時がある

□ 物事がうまくいかないと、(自分が悪くなくても)自分を責めてしまいがちだ

□ 人間関係での争い事はできるだけ避けたい 

□ 周りの空気を読み、人の目を気にして、他人に同調して行動することが多い

□ 物事がうまくいかないと不眠になったり体調が悪くなったりする

□ 仕事であまりに辛い状況が続いたらいきなり休職してしまうかもしれない

「精神科医が教える後悔しない怒り方」より

CHECK LIST【E】

□ 怒りを感じたとしても、感情に動かされず、論理や合理性を優先する

□ 論戦では、誰にも負けない自信がある

□ ミスの多い人に対してイライラすることが多い

□ 感情や情に流されるのは、みっともないことだと思っている

□ ときには冷徹な判断を下すことも必要だと思う

□ これまでの仕事をしていて「自分のことを恨んでいる人」もいると思う

□ 自分は「物事を客観的に見られる人間」だと思っている

□ 行動を起こすときは、まず考えて戦略を練る

□ 自分ひとりで長い時間を過ごす場所を持っている

□ 人から「協調性に欠ける」「周りのことを考えていない」と言われたことがある

□ 喧嘩をすると決めたら、相手を徹底的にやっつける

□ 部下や家族と意見が違ったとしても、最終的には自分ひとりで決断する

「精神科医が教える後悔しない怒り方」より


CHECK LIST【F】

□ 疑いの気持ちを膨らませやすく、ちょっとしたことで人を疑ってしまう

□ 根深い怒りを抱えていても簡単には表に出さない

□ 過去の恨み言をずっと持ち続けている方だ

□ 恋人やパートナーが「浮気をしているのではないか」と疑っている

□ 何か問題が起こると「周りが悪いせいだ」「社会が悪いせいだ」と思ってしまう

□ 自信家で「自分が負けるわけがない」と思っている

□ テストやスポーツ競技は、終了時間ギリギリまで諦めないで頑張る

□ 自尊心が強く、とっつきにくいため、仲の良い友人ができにくい

□ 自分が相手から拒否されることに敏感だ

□ 普段はおとなしいが、何かをきっかけに突然豹変して感情を爆発させることがある

□ クレームをつける場合は徹底的にやる

□ SNSで匿名の投稿をし自分の考えを主張したり他人を攻撃したりすることがある

「精神科医が教える後悔しない怒り方」より


いかがでしたか?

これで6タイプに分けられる
あなたの怒りの主なトリガー(引き金)と、
それに対する適切な対処法がわかります。

職場、家庭、友人との人間関係に
役立ちます。


▼答えは本書の71Pです。



あれ、怒っちゃいましたか😅



さすがにチェックテストやらせておいて
答えを言わずに放置されたら
怒りますよね😅 


答え合わせは後ほど詳しく。


さて本書は
「精神科医の先生が書いた
アンガーマネージメントの本」
です。


ですから本書は脳の話
盛り込まれてまして

ちょっと違った視点から
アンガーマネージメントが
語られて面白いです。


本書の結論は
これからは「うまく怒れる人」
生き残る時代です。

怒るべきときはうまく怒り
怒るべきでないときは
怒りを抑えるコツを身につける。

これで私たちの日常は
よりいっそう平和で
落ち着いたものに
なっていくことでしょう。



生き残るって大げさな話のようですが

今年からは
パワハラ防止法も本格化します。


これにより組織内で梯子を外される人が
増えるのはあきらかです。



まずは自分の怒りタイプを知って
将来に備きたいところです。

最後に私のチェックテスト結果も
発表しますね。


ではここから本題です。


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