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11/9開催!コンポストなんでも相談&お家でできた堆肥の回収会
こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトの おりく(♂)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!
先日告知した、コンポストなんでも相談&お家でできた堆肥の回収会が開催されました。
当日は天気が良く、当日体調不良で欠席された方もおりましたが、スタッフ含め大人7名、子ども2名でコンポストについて話し合ったり、芋ほりを楽しんだりしましたので、その様子を紹介いたします。
みなさんのコンポストの悩みは?
会場の和歌山市内の農業体験農園に集まり、まずはみなさんに持ってきていただいたコンポストの状態を確認することから始まりました。
それぞれのコンポストにはそれぞれの特徴があり、ほとんど土状で生ごみの姿があまり確認できないコンポストもあれば、ぶどうの軸など分解に時間が残るものがゴロゴロ残っているコンポストもありました。
そのどれに共通することは、ほとんど生ごみのにおいがしないこと。
土のようなにおいはしますが、いやなにおいはありません。
寒くなってきたことも理由の1つではありますが、微生物の分解力には驚きです。
しかし、みなさんのお話を聞いてみると、虫の悩みがあるそうです。
特にプランターなどの解放された容器だとコバエなどの虫が寄ってきて、辺りを飛び回ったり、下手をすると屋内に侵入したりします。
そこで、
・分解力を上げる(LFCコンポストの資材や別売りの微生物資材を使う)
・容器内における生ごみの割合を減らす(コンポストの資材の量を増やす、容器を複数用意する)
・できる限り容器の底に生ごみを入れて土をかぶせる
・LFCコンポストバッグを使用する
などの解決策をみんなで話し合いました。
もちろん、虫を減らす方法も参考になりましたが、「虫が湧くことはコンポストにとって良いこと」という話もあり、虫に対してネガティブな気持ちが少なくなったということで、とても良い考え方だと感じました。
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不思議とにおいはほとんどしません
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自宅の土を使われる方も
できた堆肥を回収する!
相談会も大切ですが、今回の目的の1つに堆肥の回収をするということがありました。
堆肥を回収することのメリットは
・作物に必要な量の堆肥を確保することができる
・堆肥としての性能を均一にすることができる
・マンション住みなど、堆肥を使いにくい家庭が堆肥を処分することができる(新たにコンポストを再開できる状態になる)
・自宅で熟成する必要がなくなる
・収穫したさつまいものつるなどとあわせて熟成できる
などたくさんあります。
今回の回収会では自分含め2つ分の堆肥(堆肥となる前の状態も含む)を回収できました。
今後の展望としては回収会を増やしたり、メンバーであればいつでもできた堆肥を回収できる状態を作ったりできるようにしていくことを検討しています。
また、その堆肥を使って作物を作ったり、大豆を作ってその大豆から手作りみそを作ったりするような活動もできたらと思っています。
次回の堆肥の回収は、イベント参加者、モニターさん限定で12/8のおもしろ環境まつりで行います。
もし自宅で使わない堆肥がある方はお持ち込みくださいね。
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持ち込んだ堆肥を投入します
循環型芋ほり
この日の最後に芋ほりを行いました。
さつまいもとさといもを大人と子どもで協力しながら掘るのはとても楽しいです。
しかし、「楽しい」だけで終わらないのが循環型芋ほりです。
収穫したさつまいもの葉やつるは食べることができます。
今回は葉っぱの虫食いが多かったため食べることはできませんでしたが、おひたしなどにすることもできるそう。
我が家でもさつまいものつるのマヨネーズ炒めをして美味しく頂きました。
また、さつまいもの節は残しておくことで次の植え付けに使うことができ、またさつまいもを育てられます。
さらに、食べられる部分などを取り除いた残りの葉やつる、中まで虫に食われたさといもはまとめてコンポストに投入。
これがまた堆肥になれば作物を育てるのに役立ちます。
まさに循環型芋ほりだと言えるでしょう。
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そのうち枯れて堆肥に変わっていきます
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よりコンポストが普及するように
コンポストは昔に比べて非常に手軽になった、という話をしました。
昔は設置型のコンポストが主流で、虫もたくさん湧きますし、ハードルの高さが問題でしたが、近年では非常にコンパクトにコンポストを始められるようになりました。
和歌山食と暮らしプロジェクトではよりコンポストの始めやすさを周知し、楽しくコンポストを行えるように活動していきますので、ぜひみなさんもコンポストを始めてみませんか。
また、回収会の時はぜひ顔を出していただき、みなさんでコンポストの話などで盛り上がれればと思っています。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
和歌山 食と暮らしプロジェクト
主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング
担当:越中
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