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1つ決めれば1週間の献立ができるシート


みなさんこんにちは。

私たちFOOD STORY PROJECTは食の専門家が集まるプロジェクトチームです。

食卓からの空間作りをレストランのメニュー開発や商品開発、イメージ撮影のコーディネートといった新規事業をつくることを通して行っています。

ところで、毎日おうち時間が増えて食事のことを考えるのが面倒になっていませんか?

今日何食べよう。20時にはお店がしまってしまうこの緊急事態宣言の中で、日々の食事を考えたり作ったりすることは簡単なことではないですよね。

ましてや自分の分だけでなく、家族やお子さんのごはんのことを考えて作っているお母さん。1週間の献立を考えるのも大変です。

献立を考えて

買い物に行って

料理を作って

食べる人たちに届ける

…あれ?

これって企画を考える仕事にも似ているところがあるかも。

私たちが商品を作るときも

話を聞いて整理して

必要なメンバーを集めて

提案して、また組み立てて

試作や制作があり

商品やメニューや制作物が出来上がります。

5個、多いと10個ほどのプロジェクトが同時に動きます。

「どうやって同時並行でプロジェクトを行っているの?」

と聞かれることが多く

自分の中では料理を作ることと、企画プロジェクトを進行していくことは非常によく似ているな〜と感じたので、今日は企画を作るように、作るのが楽しくて、楽になる料理の献立作りについてお話ししたいと思います。

step.1 献立を考える step.2 材料を書き出す step.3料理を作る 

全部読んでも、どこかだけ読んでもOKです。

①食べたいものをひとつだけ決めよう

🍴1週間の献立を考える中でのゴールハイライトを決める

まずは1週間の中で、

「今週のゴールはなに?」

「そのために最も大切にする時間はどこ?」

この2つを決めます。

献立を決める上で大事なことは3つ

✏️目的地を決める(なにをいつ、いくらで作る?)

✏️目的地までの地図を書く(材料表と簡単なレシピ)

✏️目的地まで歩く(買い出し、作る)

「ハンバーグを作っていたつもりだったけど、うまくいかなくて肉団子になった」とか、「肉じゃがを作ろうと思って買い物に行ったけど、カレーにやっぱり変更」とかそんなことが実家ではよくありました。

そんな感じで、毎日忙しいとなかなか予定通りには行かないことも多いですが

今週はこれだけは作ろう!食べよう!

それを1つ決めておくだけで、1週間の献立作りがぐっと楽になります。

例えば…

洋食屋さんのようなハンバーグを作ろう

春先に山菜の炊き込みごはんをつくろう

和定食のサバの味噌煮を作ろう

決めるのは1個だけ。それが今週のハイライトです。

食べたいものを見つけるのが大変だよ〜という方には、レシピサイトやアプリをみてみるのもおすすめです。

Kurashiru

②1つ決めたら他の曜日の献立も決める

ハイライトに食べたいものを作る日を決めましょう。

時間があるから火曜日に。

週末の土曜日の夜に。

そうしたら、その日の献立を決める…のではなく

1週間分のメイン料理を決めていきます。

企画のプロジェクトでも大事なのはスケジュールを決めて、期日までに完成させること。計画表を作れば、進行もスムーズです。

例えばこんな感じで火曜日の夜はハンバーグと決めます。

そうしたら前後の日はできれば洋食以外にしようかな。

月曜日は忙しいし、お刺身にしよう

水曜日はハンバーグのひき肉を多めに買って麻婆豆腐にしようかな

木曜日は焼き魚

金曜日は水炊きの鍋

土曜日は時間もあるし作ってみたかったタイカレー豚の角煮

日曜日は鶏肉のネギ塩レモン焼き

と、メインだけを先に決めていきます。

そうは言っても…そんなにサクサク決まらない。

こんなポイントを意識することで献立を考える時間がぐっと短縮できます!

🍳食べたいな〜と思った画像を集めておく

これは企画の仕事でも必ずやることで、Pintarestやグーグル検索で作りたいイメージをビジュアル化します。

「冬だし、クリーム系の料理がいいなー白っぽい料理がかわいいな」

「だしが染みた煮物が食べたいな…でも彩りのいい煮物ってないかな〜」

🍳食べる人のことをちょっと考えてみる

お子さんがいたら子供がハンバーグが好きだから、旦那さんが太り気味だからヘルシーなものを…など一緒に食べる人のことを考えて献立をひとつ決めてもOKですね。

🍳ジャンルの割合は和3洋2中1チャレンジ1 魚2鶏2豚1牛1その他1

これは個人的な意見ですが、料理ジャンルとメイン食材を大まかに考えておくと作りやすいと思います。食べることで元気になるには和食が栄養一番バランスが良いので多くしています。

チャレンジは多すぎても挫折してしまうので1。

週末など時間がある時に

「今週はあの料理に挑戦してみよう」

「見栄えもよく、食器にもこだわってみようかな」

🍳サブメニューは「野菜のおかず」と「汁物・スープ」「ごはん」

全部を考えることが面倒だったら今日はメインと野菜のみ、メインと汁物とごはんのみ、でOK。

全部を考えると思うと面倒ですが、なくても大丈夫。

逆にたくさん作れそう!という時には、野菜のおかずを2個など増やしてみても。

野菜のおかずを決めたらその野菜の残り物で汁物を作る…というのが私なりのルールにしています。(ほうれん草の胡麻和えをつくったら近い日にほうれん草の味噌汁をいれる、という形)


③材料を書き出す

実はこれが一番大事なこと。

これは企画でいうところの必要な要素(人やモノのリストアップ)です。

1週間分の献立を考えたら必要な材料を全部書き出します。

面倒ですが、これをやるだけで

⏰スーパーにいる時間が減る

⏰無駄遣いが減る

⏰平日に何度も献立のことを考えなくて良い

リストはこんな感じでメモにざーっと書くだけ。

④作る

作り置きが好きではなくて、できれば出来立てを食べたい。

そんな時には下味仕込みが活躍。

とにかく、手を動かす時には考えない!その準備が大事。

お肉はリードペーパーで拭いて、塩やタレなど下味をつけて冷蔵または冷凍しておきます。味も染みて、食べる日の朝に解凍して焼く、煮るだけで美味しくなります。

野菜も茹でて、使う分にわけて冷凍しておけば解凍して味をつけるだけ。

玉ねぎなどは冷凍することで細胞破壊がおきて柔らかくなるのでわざわざ炒め玉ねぎにしなくても◎

こんな感じで1週間分考えて、書き出して、サイクルを回すルーティン化をするとひとつの企画が出来上がるように今週の献立、今日の食卓、今日のメインメニューがより早くおいしく作れるようになります。

そんな献立表をシンプルですが、作ってみました。

(Googleアカウントでどなたでも使用できます)

👇献立シートダウンロードはこちらから


万能な下味メニューや残り物でできるスープなど、レシピでもお伝えしていきます。

食卓が楽しい安らぎの場になりますように。

美味しいを見つける・伝える・届ける

FOOD STORY PROJECT



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