何度目の誕生日か

久しぶりに文章を書こうかなと思う。

誕生日というのが今年もやって来てしまい、此処の存在を思い出すことになった。

今年の誕生日もまた、苦しいものではあったものの、誕生日だからこその苦しさはそれまでのものとは違っていた気がする。

希死念慮というものとはずっとお付き合いを続けていて、最近はそれが病的に存在を示してくる時がある。

ただ、わたしは自分の死にたい気持ちというものをどうにもしてあげられない。そうしていると最近は怖いくらいにその存在はわたしを支配してくる。

外に出れば、危険なものは魅力的に映るようになった。通院に使う電車は、ホームを歩けばすぐ下にいつでも死ねる場所があるのだ。ここに落ちたら、飛び込んだら、死ねるかもしれない。そう思うとすごくすごく良い場所に見えてきて無意識に笑ってしまうこともある。そんな自分がこわくて堪らないこともある。

無駄に生きてしまったから早く終わらせたいと思っていた今までとは違う。そんなことより、とりあえず無になりたいのだ。

生きることから解放されて楽になれる日をひたすら待っている。

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