教わるくらいなら、考える
生まれてから、死ぬまで、学びだ。
と言う人がよくいる。けれど、それは完全なる誤りだと思う。正しくは、
生まれてから、死ぬまで、考えること。
が生きることだから。全ての人の課題というものは、根本的この前提を正しくするだけで解決すると思う。今もこれからも時代も、これはさらに正しさを極めていくし、それができなければ確実に淘汰される側になる。
よく沢山勉強した、沢山本を読んだ、沢山色んなためになる人の話をきいた。なんて会話があるけれど、全く意味がない時間をただ過ごしただけのように感じるものです。
生きる力とは、考える力。考え抜く力。
そして考えることに終わりがないことを受け入れ、前提とし、そしてそれを楽しむ力。
息抜きの方法でも、それができているか出来ないないかは明確に現れる。
冒頭前者の人は、息抜きを息抜きととらえる。方法で息を抜こうとする。それは間違い。生まれてから死ぬまで、息を抜く時間など、人生には存在しないからです。起きていても寝ていても、脳は常に活動している。いわゆる息抜きがあるとすれば、それはその人が死んだ時しかありえないわけです。それを受け入れること。そしてそれは本来ワクワクすることであるということに気づくこと。
最近メディテーション(瞑想)などにおけるマインドフルネスが台頭しているのは、これらを受け入れる風潮が高まってきたという背景があると思っている。
逃げるのではなく、生きている間、常時脳へと流れ込んでくる膨大な情報を全て処理しようとする姿勢、パフォーマンスを築く方が人生は幸せになるし、効率的に幸福を手にすることができるからです。
例えばざっくりと今の会社に嫌気がさしているとする。なんかもっと自分の好きなこと、ワクワクすることを仕事にしたいと多くの人が考えていると思う。しかし冒頭の前提が間違っていれば、その選択肢が舞い降りることはありえないと言える。
常に課題は自分の姿勢にある。改めてそう感じた2019年。皆様良いお年をお迎えください。