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プリンのカラメルが苦く感じるわけ
期待をしすぎると甘いものが苦く感じる時だってあるわけで
期待をしないようにと思ってもやっぱり箱を開けるワクワク感は忘れられなくて
私も人間なので相当落ち込む夜もあるのです。
たまたまそんな夜が重なって、急に自信を無くしたり、何もかもどうでもよくなったり。
そんな日に限って扉を覗いてみると隣の芝生が緑緑しく輝いていたり、あんなに小さかった芽は花を咲かせるほどに成長したり。
それを見てしまったせいで、終わらない沼に足を突っ込んでしまいます。
普段の笑顔の裏には特に何か隠しているわけではないのに、ふと笑顔でいることが億劫になったりもします。
誰かに命令されたわけでも、脅されたわけでもないのに笑顔を閉した時の恐怖を映像化して眠れない夜もあります。
人一倍感情の起伏は激しいと自負しているくせにそれを隠そうとするせいで、たまに疲れたりもします。
本当は強くなんてないのに強く見せようとして弱さが眼から溢れ出る時も多くあります。
マル秘マークを付けた昔の記憶を遡ってしまい、自分を責めてしまう時もあります。
鏡を見るたびにため息が溢れる朝もあります。
ここで終わらせてしまえば、たくさんの花束を手にし、幸せを噛み締めることが出来るのにと思うこともあります。
私はそんな感情を大切にしています。
その感情がどこからやってきてどこに飛んでいくのかすごく興味があるのです。
本当は人一倍ネガティブなんだと思います。
メンタルはそんなに強くないんだと思います。
こんな風に柄にもなく落ち込んでみたり、助けを求めるような文を綴ってしまったり、正直情けなくも思います。
でも私は、この感情はプラスの感情よりもずっと尊いものだと思っているのです。
好きな言葉に線引きするように、気になる投稿を保存するように、
辛い気持ちに向き合って、肩にズンとくるあの経験に付箋を貼ります。
そんな感情をいつか上書き保存出来ると信じています。
ほんの一点で支えるが故にグラついてしまうヤジロベエなのかもしれないです。
自分よりも体積がある人と対峙するシーソーなのかもしれないです。
そんな私でいたいです。
ちょっとだけセンチメンタルな最近でしたので、独り言程度に呼んでいただけたら幸いです。