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SaaSのようでSaaSじゃない、これからのDXのカタチ

こんにちは。お久しぶりです。

皆さま年末を慌ただしく過ごしていることと思いますが、私が勤めている会社が有難いことに目下スーパー急成長中でございまして、さらに師走ということで拍車をかけて忙殺される日々を過ごしております。

ということで、前回「11月に入社しました」的な記事を書いたばかりですが、さっそく採用のPRもかねて会社紹介の記事を書きたいと思います。

ぜひ暇なときに読んでいただいて
「あいつ今、こんなことやってるんだなぁ・・・」と皆様にとって何の足しにもならない想いを馳せていただいたり
「あれ?〇〇さん紹介したら良い縁になるんじゃない?」と、あわよくば良き人を紹介いただけますと幸いです。

ちなみに私はこれが3度目の転職で4社目になります。転職が当たり前のこの時代、「興味を持ったらカジュアル面談」の精神はキャリアに豊かさをもたらすよ、と誰かが言っていました。何卒。


※本記事は会社に許可を取っていない100%個人的な記事でございますので、ぜひラフに覗いていただければと思います。


↓ 弊社コーポレートサイト

10名規模のITベンチャー

まだ10名規模のスタートアップです。ゆえに大変なこともあれば不確定要素も大きいです。

しかしながら
・サービス開始から1年足らずで月間売上1億円規模にまで成長
・バーティカルSaaS領域で実績を出してきた経営陣のセカンドチャレンジ
・彼らのビジョンや熱意に共感したプロフェッショナルなメンバーが既に集まっている
・マーケットが巨大かつIT・DX化がほとんど進んでいない
など、大きなポテンシャルを秘めています。

領域としては建設資材を扱っています。現時点ではSaaSプロダクトは販売しておらず「デジタル問屋」として商社のポジションをとっています。将来的にSaaSを扱う可能性もありますが、現在はプレイヤーとして商流に入りシステムを介して物販をしています。

わかりにくいと思いますので詳細は後述しますが、有形商材と無形商材(SaaS)の良いところ取りな事業モデルだと思っていただければ幸いです(笑)


何をしているのか

建設資材とは
・トイレ、キッチン、ユニットバスなどの水回り品
・エアコンや換気扇といった空調機器
・クロスや床材といった内装資材
・照明やスイッチなどの電設資材
など、住宅・店舗・ビル・工場などに使用される材料のことを指します。

建物をたてる際には、これら建設資材を工事会社が問屋に発注します。問屋はメーカーまたは商社に発注します。

メーカーが工事会社に直接販売をしない(工事会社がメーカーに直接発注しない)のには色々な理由がありますが
・工事会社からすればメーカーそれぞれとやり取りするよりも問屋に頼んだ方が楽だから
・メーカーからすれば工事会社とそれぞれやり取りするよりも問屋がまとめてくれた方が楽だから
ということで、問屋(商社)の存在意義はここにあります。


ところが、昨今の人材不足で建設現場に人が足りないことが問題になっていますが、同じように問屋も人が足りません

さらに、資材原価の高騰の影響で価格を上げたい問屋(メーカー)と価格を抑えたい工事会社のせめぎ合いが行われています。(世界的に建設需要は高まり続けるので、当面は「資材が安くなったね」みたいな世界はやってこないでしょう)

ということで、我々は今まで人間が行ってきた問屋の仕事をシステムに置き換えつつ、人間が介在すべき点はプロフェッショナルが対応するというハイブリットなデジタル問屋をやっています。

優位性をまとめると
・省人化しているので安く提供できる
・「LINEで発注ができる」など現場ライクなインターフェイスを用意
・チャットベースのコミュニケーションにより対応スピードが早く正確
などが主だったものになります。

特にチャットシステムがあることで1社1担当ではなく1社に対して分野ごとのプロフェッショナル全員で対応できるなど、今までの建設資材流通では実現が難しかったフォロー体制を作れていることが個人的にはイケていると思います。お客様にとっても、社員にとっても健全で望ましいよね。


今後どうなるの?

ミッションとしては「産業変革で現場をおもしろく」を掲げており、お客様の現場をよりよいものにするのはもちろん、社員が働く現場も常におもしろくしていきたいと代表がいつも口にしています。

これは私の見解ですが、社員がおもしろいと感じる(感じ続けることができる)会社にはいくつか必要な条件があると思っているのですが

・世の中に新しい価値を提供し続ける
・常に挑戦しつづけている
・その状態が楽しく健康的である
お客様を幸せにし続けている

だいたい、これらが大事だと私は思っています。

特にCS(顧客満足度)が最重要指標で、有形商材であれ無形商材(SaaS)であれ、買ってくれたお客様に「買ってよかった」と言ってもらえることが究極的には追求すべきことなんだと思います。


そういった意味において我々は今、デジタル問屋として価値を提供していますが、将来的には工事会社に向けた購買管理を最適化するためのSaaSを提供する可能性もあれば、我々のネットワークを利用したマッチングビジネスを提供する可能性もあります。

とはいえ目先の目標としては、デジタル問屋としてのクオリティを高め続け販路を拡大すること・・・具体的には売上100億は早々に達成する目標として全社員一丸となって邁進しているところです。


SaaSのようでSaaSじゃない、これからのDXのカタチ

私自身、前職ではバーティカルSaaS(そこもSaaSっぽくなかったけど料金形態はサブスクだったのでSaaSということにしておく笑)を扱っていましたが、そもそも提供するプロダクトがSaaSである利点ってなんだっけ?と考えることが多い、ここ数年間でした。(SaaSはオワコンなんて言われるしね・・・)

つまるところ、ソフトウェアを提供する際のマネタイズ手法にはいろいろな形があり、SaaS一辺倒ではなく市場に適した課金・ビジネスモデルが実現できたときにサービスは跳ねるんじゃないかと、今は思っています。

我々はプレイヤーとして商流の中に入り込み、開発したシステムでマネタイズするのではなく、それらを一つの優位性として商売をしているわけですが、これが今のところ非常にうまくワークしていると思います。

それと同時に、日々新たな課題や業界のポケット(手つかずの領域)に直面するため、それを解決するためにどのようなプロダクトを提供して、どのようにマネタイズするか、トライ&エラーを繰り返していくことになるでしょう。


ということで、そんな会社です。興味のある方、ぜひご連絡くださいませ。
カジュアル面談からぜひ!


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