メンタル疾患だったわたしを救ってくれた、歌のはなし
丸3ヶ月、ほとんどの時間を自宅のベッドの上で過ごした。
外に出るのは、病院に行くとき、散歩するとき、近所のコンビニへ行くとき。
何もやる気がしなかったし、何かを楽しめる自信もなかった。
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もともとYouTubeを観るのが好きで、療養中はずっとベッドの上でYouTubeを観ていた。再生頻度は上からカジサック、さらば、将棋実況のクロノさん。
そして、何がきっかけだったのか「 Kevin's English Room 」(以下、KER)というYouTubeチャンネルに出会う。
>> Kevin's English Room (YouTube)
そうだ、きっかけはショート動画だった。
アメリカ出身のケビンが「日本の理解できない文化」を英語でまくしたてたり、「会社に休暇をもらうとき」のアメリカ人と日本人の違いを演じたり、それがとても面白かった。
以降、KERの動画をたくさん観た。どの動画も面白いだけじゃなく、学びや教養があり観ていて飽きなかった。「1週間アメリカの食事だけで生活してみた」なんかは最高に面白かった。LAに行った際には、動画で登場した商品を見つけたくて大型スーパーの中を探し回ったりもした。
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そしてある日、彼らが歌をうたっている動画を観た。
>> 「日英仏3ヶ国語で『水平線/back number』歌ってみた」
3人は大学のアカペラサークルで出会ったらしく、めちゃくちゃ歌が上手い。
日英仏の3ヶ国語で歌う水平線は、とても上手で、力強く、繊細だった。日本語以外のパートは何を言っているかわからなかったけれど、原曲とは違うよさがあった。
細かいことは書かないので、ぜひ聴いてみてほしいなと思う。
わたしは彼らの歌を聴きながら、ボロボロ泣いた。メンタルがおかしくなり始めてから、泣きたくても泣けない日が続いていた。笑おうと思っても笑えず、感情をどこかに置いてきたような毎日だった。
溜まっていた何かが崩壊したのかなってくらい、涙がとまらなかった。
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それからというもの、水平線を聞くたびに涙を流す体になってしまった(笑)
でも本当に、素晴らしい曲だと思う。
わたしがこんなところに書く必要もないくらい、すでに多くの人に聴かれている曲だと思うし、多くの人がその素敵さを知っていると思う。
もしまだ聴いたことがない人がいれば、ぜひ聴いてみてほしい。「じっくり聴いたことがない」という人も、しっかり耳を傾けて聴いてみてほしいと思う。
そして、KERが歌う「水平線」もぜひ。
… 水平線、ほんといい曲だなぁ…
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