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あるある相談 <子育て編>

こんにちは。
オンラインカウンセリングプラットフォームのFlying Rootsです。

カウンセリングでは様々なご相談が寄せられますが、
共通して聞かれるテーマや内容、というものもあります。

その中でも今回は、
子育てに関連した頻度の高いご相談の一部をご紹介します。

こういうことを相談していいんだ!
という参考になりますように。

なお、ここに紹介されているご相談内容は、
誰かお一人のご相談事から抜粋したのではなく、
多くの方のご相談を基に構成したものになりますので
ご承知おきいただければ幸いです。


子どもが勉強できない・・・!
どうやって勉強させたらいい?

親御さんとして、やっぱり気になるのはお子さんの学習状況。
学校から帰ってきて宿題もそっちのけで遊んだりしていたら、
うちの子大丈夫・・・?と気になったりすることもあるかもしれませんね。

または、何をどう教えても、
漢字が覚えられない
算数の九九や方程式が覚えられない
というようなお悩みもよく聞かれます。

こんなご相談が寄せられたら、
まずはお子さんが勉強できない理由は何かを
一緒に探りたいなと思います。

そのものが苦手なのでしょうか?
それとも、他に何か気になっていることがあって
または夢中になっているものがあって
宿題や勉強に集中できないのでしょうか?

苦手なのだとしたら、何が苦手なのでしょう?
簡単な漢字なら覚えられるけれど、
複雑な漢字になると線がごちゃごちゃしているように見えて、
形がわからなくなる? 
九九も例えば紙面で計算はできるけれど、
暗唱ができない? 
あるいは覚えられる段と覚えられない段がある? 

逆説的ですが上記のように、
何ができないかだけではなく、
今できていることは何かを探すのも
実は大きなヒントを見つける鍵になったりします。

そして一般的には苦手の理由がわかると、
対策方法を考えられるようになります。

このような苦手な活動に関係するご相談に対しては
勉強であれ、日常の生活習慣であれ、
まず苦手の理由を親御さんと一緒に見つけていくことを、
最初の一歩にすることが多いです。

子どもをすぐに怒ってしまう・・・
どうしたらいい?

仏の心で我が子に接したい・・・と思っていても、
言ったそばから注意しちゃったり
何度も同じこと言わせて!ときつくあたっちゃったりするのが
複雑な揺れる親心・・・。

そんな親子の関係性について、
ご相談をいただくことも少なくありません。

そしてそういう時は、
子どもの方も意固地になっていることも・・・。
お互い売り言葉に買い言葉でエスカレートしてしまい、
親子の仲が険悪に・・・というパターンになりがちだったりして。

こういうご相談の時、
怒ってしまうのをやめましょう
ということではなく、
今具体的にどういう関係性になっているのか、というのを
一緒に見直してみると良いのかなと思います。

その一方で、
もしお子さんが本当に危険行為を繰り返しているなら、
それはもちろん注意をすべきですよね。
その場合は注意されるべき行為を繰り返してしまう、という状態について
考えてみる必要があるかもしれません。

いずれにせよ
今親子の間で起きていることはなんなのか
それを紐解くことで見えてくるものがあるのでは、と思います。

例えば受験勉強を控えて、子も親もピリピリしている、
というのは比較的わかりやすい状況ですね。

子が友達や勉強、または自分自身のことなどについて
思い悩んでいることがある、
または親が仕事や家庭、自分自身の生活で何か困難を抱えている、など
どちらか片方、または両方ともが一時的に
ストレスフルな状況になっている、という場合もあるかも。

下の子が生まれたばかり、
あるいはちょうどイヤイヤ期に入って手がかかるようになり、
家庭全体に余裕がない、ということもあり得ます。

こういうふうにわかりやすい状況ではないことも多々ありますが、
なんでそうなっていたのかわからない、というのが、
ほんの少しでもわかったように思えると、
それだけでなんとなくホッとしたりするものです。
解決策を探すのは、その次のステップですね。

子どもが学校に行きたくないと言った・・・
どうしよう?

いつもと同じ朝、
突然子どもが「今日は学校に行きたくない」と言ったら?

または、「お腹が痛い・・・」「頭が痛い・・・」と言い出したら?

こういうご相談事をお話しされるとき、
「話には聞いていたけど、まさか我が子に限って・・・」と
おっしゃる方もおられます。

その時は突然やってきます。
後から考えてみるとその予兆はあったかもしれない、
と思い当たることがあるかもしれませんが、
大体の場合はその1秒前まで普段と何の変わりもない朝です。

なので、親御さんがびっくりしてしまうお気持ちも、
何が起こったのかわからず呆然としてしまうお気持ちも、
よく分かります。

まずは状況を整理してみましょう。

どうして行きたくないと言っているのか。
多くの場合は、お子さん自身もまだ言葉にできず、
親に「どうしたの?何があったの?」と問われても、
答えることができずに俯いたまま・・・というような状態だったりします。

そういう時は、お子さんが話せるようになるまで
少し時間をおいてあげる必要があるかもしれませんね。

こんなご相談でよく尋ねられるのは、
無理して行けそうなら行かせた方がいいのか、
それとも無理をさせずに休ませた方がいいのか。

その質問の背後には大体の場合、
本当は休ませたいと思っているが、
ここで休ませたら休み癖がついて学校に行かなくなるのでは、
という不安が忍び寄っています。

これはケースバイケースで、
全員にとっての正解というものはないように思います。

ですので一緒に状況を整理し、
ところどころで専門的なアドバイスを挟みながら、
どうするのが良いか、どうしていくと良さそうか、
一緒に考えたりしています。

青天の霹靂という言葉がありますが、
そんなふうに感じる時はどうかお一人で抱え込まず、
お話を聞かせていただけたらと思っています。

一つの相談、百通りの答え

今回は、
子育てに関するご相談でよく聞かれるものの一部を
ご紹介してみました。

上でお読みいただいたように、
どのご相談でもはじめの一歩は、
そのお困りごとが起きている状況を整理・理解することです。

状況の理解なしに、解決方法の提案はありません。

状況を理解するプロセスの中でカウンセラーは、
時に懐中電灯で周りを照らして見渡したり、
時に地図を広げたりしながら、
今の立ち位置を確認し、
向かうべき場所やその手段を一緒に考えます。

似たようなご相談でも、
その対応方法や解決策はご相談者の数と同じほどあります。

よくある誰かではなくて
あなた
にとって、
あなたのご家族にとって、
最善・最良の対応策や解決策が何か
一緒に見出すお手伝いができたらと思います。

今回ご紹介した相談内容以外でも、
こんなことも相談できる?というお問い合わせがあれば、
ウェブサイトのお問い合わせページより
お気軽にご連絡ください。

いつでもお待ちしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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