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痛みのスイッチ

今日は「やる気スイッチ」ならぬ「痛みのスイッチ」についてのお話です。
さて私の「痛みのスイッチ」はどこにあって、どんなスイッチなのでしょうか?

先日私の病気について、それで何が大変なのかを書きました。
しかしこの事を書くのを忘れていました。
先日書いた記事はこちらです↓↓↓

https://note.com/flutist_umako/n/n2288fd7cbf7d

痛みのスイッチなんてあるの?

痛みのスイッチですが、実はあるんです。
私だけかもしれない部分もあると思いますが、よくお天気によって体調が左右される人はいますよね!
そう、そんな感じなんです。
私自身も、CRPSのみ発症していた時は、自信をもって天気予報ができるくらいお天気によって痛みが左右されました今はそれほどではなく、感度が鈍ってきたのか、はたまたお天気による痛みを越えてしまったのか、その辺はよく分かりません。

そういった痛みが増幅するきっかけとなるものを私は「痛みのスイッチ」と呼んでいます。

痛みのスイッチはどこにあるの?

私の痛みのスイッチは多方面にわたります。
多方面というか人間の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)のうち嗅覚以外が私に襲いかかってくる感じです。
ですから私の痛みスイッチは頭のおだんごではなく、
・視覚 → 両目
・聴覚 → 両耳
・触覚 → 身体中
・味覚 → 口の中
にあります。

つまり私の痛みのスイッチは身体中にあるのです。
それぞれのスイッチが具体的にどうやって”on”になるのか例を挙げていきたいと思います。

視覚のスイッチ

モールの中:モールの中にはそれぞれのお店の商品が様々な色を使って陳列されています。それを見てすぐに痛みのスイッチが入るわけではありませんが、脳に様々な情報が入り込んでくる事や、疲れによってスイッチが入ってしまいます。
読書(勉強)の後:今ではもうハードな勉強をする機会がありませんが、大学時代に参考書を読み込んでいると身体が痛くなることがありました。今では読書やインターネットでついつい長時間集中することで身体が痛くなります。

聴覚のスイッチ

突然大きな音、声を聞く:突然大きな音を聴いたら誰でもビックリすると思います。そのビックリが私は痛みに変換されてしまいます。だから甥っ子や姪っ子が小さい頃は、私の前でははしゃげなかったのでかわいそうなことをしたなと思います。

触覚のスイッチ

皮膚:皮膚は身体中を覆っているので、つまりは頭の髪の毛一本から足の先まで、服やクッションが触り擦れる度に痛みのスイッチが入ります。
(余談)最近になって皮膚の知覚過敏の症状がで出してからは、ストレッチの効いたパンツは拷問なので、スカートやガウチョでごまかします。
シャワーで冷たい水、熱すぎるお湯:これは速攻でスイッチ入ります。

味覚のスイッチ

・昔大好きだった辛いもの:特に唐辛子やスパイス、漢方系の辛さはキツい。
塩辛いもの:漬け物やしょっぱく煮てしまった煮物、スープなどの食べ物はダメ。
酸っぱいもの:以前誤嚥性肺炎で入院した時STの訓練でレモン水を飲まされたけど苦行でしかなかった。
触覚同様熱い&冷たいもの:歯磨きあとのお水も生温く、スタバのコーヒーも「熱すぎやめて」の注文。

まとめ~痛みのスイッチがもたらしたもの~

一言で言うと過去との決別です。
そんなこと言ったら病気になったこと自体過去の自分とさよならしないといけないのですが。
大学生までの私はストレッチの効いているジーンズばっかり履いていたし、「そんなに食べたらバカになるよ」と母に言われるくらい辛いものが大好きでした。
こんな格好、あんな食べ物をという欲求が潰されていくのは積もり積もって心の負担になります。

「痛みのスイッチ」を取り出せることができたら...と考えない日がありません。
そして悲しいことにこのスイッチは年々増え続けている様にも感じます。
悔しいですね...。

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flutist_umako ~痛みのサプリメント~
つたない記事ですが、サポートしていただくと俄然やる気が出ます!!🙂🎶 私の"やる気スイッチ"も入りますので、あなたの心に響いたらぜひよろしくお願いします。