ジストニアと音楽家
プロのフルート奏者の方が、ジストニアになり、吹けなくなってフルートをやめたと言う事を何度か聞いたことがあります。
先日、ジストニアで悩んでいる方が、フルートのレッスンにいらっしゃいました。病気の専門的な知識はありませんが、身体、口に力が入る事、精神的な事が関係しているのでは、と思いました。
実際にレッスンをしてみると、その方は完全には腹式呼吸で吹いていませんでした。それで肩や、口に力が入っていました。それが原因の一つかも?と思いました。
まず、腹式呼吸の練習、そしてお腹の筋肉を鍛える練習、口の力が抜けるアンブシュアの練習を何度も何度も行いました。レッスンの回数が増える度に改善していっています。
全ての方が、同じ方法で治っていくかわかりませんが、フルートの方でなくても腹式呼吸の練習で、他の楽器を演奏される方もきっと改善されるのではないかと思います。
横隔膜を動かすと、人は緊張がとれていきます。それが改善につながると思います。
楽器を演奏する時に酷使する行動と、精神面(間違ってはいけないとかのプレッシャー)が、一緒になって症状を引き起こすのではないかと思います。
腹式呼吸がジストニアの症状の軽減につながれば嬉しいです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?