ハリーポッター翻訳チャレンジ③ ハリーに振られるマルフォイ
ハリーポッター翻訳チャレンジ3回目です。今回はマルフォイのセリフを取り上げます!
▼前回までのハリーポッター翻訳チャレンジ
※日本語版は15~20年ほど前に読んだっきりで、おぼろげな記憶があります。だからすでに松岡翻訳の影響は受けている。自力翻訳とは言い切れない。
今回も、1巻目「ハリー・ポッターと賢者の石」(原題Harry Potter and the Philosopher’s Stone)から。
闇の魔法使いヴォルデモートからわずか1歳で生き残ったハリー・ポッターは、すでに魔法界では有名人。
ホグワーツ行きの汽車でハリーがロンと話していたところにドラコ・マルフォイが現れ、有名人のハリーと友達になろうとします。
<翻訳しての感想やメモ>
・マルフォイの性格の悪さと、ハリーの嫌悪感を表現したいところ。
正解はこちら!
<日本語版を見ての感想>
・wrong sortがマルフォイの性格の悪さを表すキーワードだよな。家柄で判断して「間違ったの」と言い切らせた方が性格悪そう!
・You’ll soon find outを「みんな簡単に分かること」ではなく「今までマグル界にいたハリーがすぐに気づくこと」と解釈したんですね。
・I think I can tell who the wrong sort are for myselfはこねくり回しすぎましたね。他人を家柄でwrongと決めつけるマルフォイへの嫌悪感なので、ここのwrongもはっきり「間違った」と訳した方が良さそうですね!
簡単な単語でも気を抜いちゃ駄目ですね!それでは!