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繊細で旅好きな私のおすすめ本5冊
こんにちは。今日はタイトル通り繊細で旅好きの私がおすすめする本を5冊紹介します。
早速1冊目
ナナメの夕暮れ / 若林 正恭
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人見知りさん界隈では有名な本かもしれません。
私も人見知りなのですごく共感することが多かったです。
生き辛さを抱えている人見知りの方には息がしやすくなる本だと思います。
特にナナメの殺し方は長年もやもやしていたけど、自分の中で言語化出来ていなかった内容だったので目から鱗でした。
その他にも自分の長年の悩みをこんなにも手に取るように言語化されている本があるんだと嬉しくなり、一気に読んでしまいました。
昔から言っているのだが、他人の目を気にする人は”おとなしくて奥手な人”などでは絶対にない。
心の中で他人をバカにしまくっている正真正銘のクソ野郎なのである。
”好きなことがある”ということはそれだけで朝起きる理由になる。”好き"という感情は”肯定”だ。
つまり、好きなことがあるということは”世界を肯定している”ことになる。
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本に合いそうなものを選んで
一緒に紹介していきますので
絵も合わせてお楽しみいただけると幸いです😌
2冊目
ここじゃない世界に行きたかった / 塩谷 舞
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私はこの本の内容をよく知らずタイトルに惹かれて購入しました。
この本は苦しいなと思う時のためにとっておいてその時が来たらちょっとづつ読むという楽しみ方をしました。笑
まず冒頭の文章に心を持って行かれました。
家族みんながいよいよ寝静まる深夜1時。
誰の目を気にすることもなく、束の間の自由を謳歌出来る夜遊びの時間が好きだった。
タイトルを見るとなんだか暗いネガティブな内容なのかなと思いますが、読み終わったあとはなんだか賢くなったような本当の強さを手に入れたようなそんな感覚がありました。
塩谷さんの美しい言葉選びと、媚びない表現がとても好きでした。特にInstagramのPR広告についての鋭い切り込みを書いた”私の小さなレジスタンス”は好きな章の1つです。
今日もInstagramのタイムラインには、お買い物情報ばかりが並ぶ。「映え」を徹底的に意識した商品は魅力的に映るけれども、その持続時間はあまりにも短く、3秒後には別の商品に気が移ってしまうのだから儚いもんだ。
あっという間に流れに飲み込まれてしまうこの世の中で本当に大切なことは何なのかを考えるきっかけを与えてくれる1冊です。
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3冊目
たゆたう / 長濱 ねる
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TVで見ていてねるさんの柔らかくて優しい雰囲気と自分の言葉でぽつりぽつりと話す姿が好きだったので本を知った時にすぐに手に取りました。
エッセイのような感じで読みやすくて、ダークなねるさんの言葉が愛おしい1冊でした。
○「生きるのリタイアしたいわー」「仕事やめたいわー」などの類をいつも考えている。主に軽めのそれだが、時折、吸引力強めのブラックホールが出現して身体ごと持ってかれる時期もある。
好きな章の1つに”かっこ悪いエッセイ”があります。
泣きながらも客観的に見ている自分がいるという話にすごく共感しました。いつもどこかで客観的に見ている自分がいて何事にも完全に夢中になれない。いつからかそんな気持ちを抱えていたのでこの文章を読んだ時に同じような人がいるんだと少しホッとしました。
いつも、人といると疲れるからって一人でいることを選ぶくせに、やっぱり人に期待しているんだろう。こんな時でも明日のことを考えて、目を冷やしている自分に嫌気がさした。
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4冊目
ハワイの穏やかで心通わせる暮らし365日 / 石川 結雨子
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観光本の有名なところをたどっていく感じとは違い、ハワイの生活に焦点を当てているところが好きなポイントでした。
この本で描かれているハワイはハワイ島という離島での自然豊かでどこまでもローカルな暮らしのお話でした。
ハワイのコアな情報を知りたいという方には特におすすめです。
写真もとても美しいので何度でも見返したくなる1冊です。
4月1日からの1年間を日めくりカレンダーのように楽しめます。1ページめくるごとにハワイの文化や天気、食や神様など様々なことを知れてワクワクします。
冒頭の温かく優しい著者の言葉にとても癒されました。
雨と太陽が織りなす虹
波間にたゆたう優しい時間ー
ふと目を閉じれば、心安らぐ旅へといざなわれます
たとえ遠く離れた場所で日々を過ごしていてもいつもひとかけら忘れずにいたい
温かな"Mahalo"(ありがとう)の言葉
いつの日かこの本を持ってハワイ島へ行って1ページづつ答え合わせをしてみたいです。
それまではこの本を繰り返し読んで楽しもうと思います。
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ラスト、5冊目は
わたしの山旅 / 仲川 希良
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山に興味があって小難しくなくて楽しくみられる本を探していた時に出会った本です。
テーマごとに国内外問わずいろんな山が美しい写真付きで紹介されていて見ているだけでワクワクします。
中でもchapter.3の"生き物に会える山"のこんな言葉にとても共感しました。
花も虫も動物も、山は彼らの生きる場所で、そこでは人間よりずっと力強い存在です。そのハッとさせられるほど美しい姿に出会うために、山へ登りたくなるのです。
昨今の森林破壊などで動物の行き場がなくなり人間を襲うニュースなどを見ていると、怖さはありながらも人間の身勝手さに悲しくなったりもします。
共存を目指した社会になっていけばなぁ、そしてそのために自分が出来ることを考えていかなければなぁとそんなことを改めて考えさせてくれました。
兎にも角にもこの本を見ていると美しい山からの景色をみてみたくて山に登りたくなってうずうずしてきます。
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今回はここまでです。いかがでしたか。
また好評であれば他にも紹介してみようと思っています。
ではまた、素敵な日を〜📕☕️