【セックス・アンド・ザ・シティ】サマンサ的マインドフルネス...チャンスに「NO!」と言って、自分自身を育てるスペースをクリエイトしよう
#私の学び直し
「学び直し」というと、新しいクラスを受講したり資格をとったり、誰か他人から教えてもらうことが先に頭に浮んだけれど、深く考えてみると、自分自身の振り返りから学び直しをすること、つまり、今までに吸収した「知識」を「知恵」に変換して、「私らしい」楽しい人生をセルフ・クリエイトするための「判断力を培う」ことが一番貴重な学びだった。
「私らしい」ことばかりYESと言って、他人からの要望にはNOと言ってばかりだと、自分勝手で破壊的なんじゃないかとソワソワしてしまう。このソワソワ感が長く続くと、やがて「罪悪感」や「劣等感」につながることもあり、そもそも自分のために良かれと思って、勇気を持って決めたことだって「後悔」してしまうかもしれない。だから、最初の「ソワソワ」の段階で、 #マインドフルネス を使って、心の平穏と、今、自分の置かれた状況の中での様々な要素の「バランス」を見つけることが大事だと学んだ。
私が学び直したマインドフルネスについて、有名人がもっと上手く説明しているインタビューを見つけたのでシェアしたい。それは、セックス・アンド・ザ・シティのサマンサ役の女優、キム・キャトラル。
セックス・アンド・ザ・シティ📺について
ニューヨークが舞台の大人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」の続編「AND JUST LIKE THAT…/セックス・アンド・ザ・シティ新章(AJLT)」(シーズン2)で、サマンサ役のキム・キャトラルが、一瞬、カメオ出演することが話題だ。
サマンサは、1998年にSATCが放送開始した以来、強い女性としてのシンボル的な存在で、続編(AJLT)に一切出演していないのが惜しまれている。今回の一瞬のカメオ出演でもファンの多くが満足できず、もっと観たいとの声が高まる。
当時、爆発的な大ヒットだったSATCは、50回以上にも及びエミー賞🏆にノミネートされ、7回受賞している。ゴールデングローブ賞も8回受賞。その人気は社会現象となり、今では歴史的なアート作品という位置付けにもなっている。
それが、25年も経って復活するのだから、4人のキャラクターの今の様子について、世界中が気になっているのは仕方がない!
子供だった私は、男女の社会的な力関係に気づいていなくて意味がわからなかったが、社会人になってから観ると、女性のエンパワメント✨について、発言の隅々に込められたメッセージや、この番組の社会的インパクトがわかるようになった。
サマンサ的 🗡️切り捨て方法
キム・キャトラル(Kim Cattrall)のTVインタビュー🎤を見てみよう💕
(ビデオの長さ:6:48 分)
メッセージは、とにかく、楽しく✨、明るく✨今を生きる。なぜなら、
楽しさ💖(Fun)のパワーが、強さと成功を創出するから。
ハッキリ言って、
“I don't want to be in a situation, even for an hour, where I'm not enjoying myself.”
(自分自身が楽しんでいないという状況には、たった1時間たりとも身を置けない)
という。
2:11 分〜
"That's right, darling" という瞬間の表情が印象的❣️
Power of saying "No" 「ノー」と言うことによって満ち溢れる自分の力
インタビューしている側の女性レポーターたち(Hoda(左)とJenna(右))は、NOと言えないことが実際、多いと言う。
🎤質問:
「キムは、どうやって、自分らしい決断ができるの?
(ビデオの2:31 分〜)
例えば、セックス・アンド・ザ・シティなんて、
『出演しなければ!』というプレッシャーがかなり大きかったでしょう?」
🙋♀️キムの答え:
"It's been always about getting quiet, removing myself from the situation, and really listening to how I react to that."
"And if something intrinsically doesn't feel right, I can't say 'Yes'."
「そういう時はいつも、そのシチュエーションから一旦身を引いて、静かな時間を作って、本来の、素の自分がどういう風に反応しているのか、本当の自分の声を聞いてみるの。」
「本来の自分が体の中でわかっている感覚で、何か正しくないと感じたら、YESと言うのはムリなんです。」
キム・キャトラルは、サマンサ役でも素でも、ハッキリ、キッパリ、自己表現してきたおかげでアーティスト・アイデンティティを確立した女優。何にでもチャンスだから出るというアプローチはせず、こだわって、自分らしい表現の場だけを計算高く選び抜く。量より質を選ぶポリシー。彼女の普段の話し方からもそれは分かる。英語は日本語よりも、単語ひとつひとつの選び方によって意図をハッキリ表せる言語で、ここで彼女が選んだ、「can't」というのは非常に強い意志が見られる。「can't 」と「intrinsically」が1セットとして同じ文章に入っている。ボディーランゲージをみても、体の中心の軸に合わせて何度も手を上下に動かし、自分自身の内なるコンパスを合わせているかのよう。無難な「wouldn't」ではなく、「can't 」身体的に、生理的に、出来ないワケだ。彼女は、サラサラサラ〜と滑らかな声で話すので見落としがちだが、言葉の選び方は、自分自身のスタイルを作り上げている。
🎤質問:
それって、本当に興味深いわ…。
そういうスタンスをどうやって確立できるようになったの?
最初から、そんなスタンスで仕事できたの?
🙋♀️キムの答え:
最初はそんな人じゃなかったわ、何にでもYES、YES、と答えていたの。
とにかく経験を積んで前に進まなきゃというスタンスだった。
でも、やがて、
本来の私は、どんな女性像を社会に対して紹介していきたいか?
どんな女性のストーリーを語りたいのか?
という自分への質問に答えたくなったの。
限られた人生の時間をどう過ごすか?「自分への質問」に対する答えを見つけ出す時間は楽しい。そして…
楽しさが、自分の健康の源だし、私の周りの人たちをも楽しくするし、HAPPYの効果は大きいの。
🎤Hoda:
私も歳を重ねて同じことを思っているの。
(英語原文の You're speaking my language as you are sitting here. というのは、私の喋るようなことを、あなたが今喋っている=全く同感ですという意味)
でも、NOというのは勇気が要るよね。
大きなチャンスを逃したんじゃないか、とか自分自身を疑ってしまう時もある。
🎤Jenna:
「こっちが選べる立場」に立っているんだと自覚することも大事よね。
(Also to know that you're the chooser. Do you know what I mean? )
🙋♀️キム:
そうね、自分にとって正しい選択をしたら、気分がリラックスするのよね。
自分自身の体に自分の魂がちゃんと存在しているという感覚ね。あっちこっちへ行かずに、私は、この道を歩んで行くんだという。
🎤質問:
キムの ”YES” を勝ち取れるようなプロジェクトとは?
🙋♀️キム:
楽しめるもの。
"I'm having a fantastic time!" と心底言えること。
🎤質問:
(ずーっと前から、キムはSATCにはもう出たくないと言う話は有名だったけど)今回のカメオ出演はどういう風に NOから YES に変わったの?
🙋♀️キム:
テレビ局 (HBO)の社長本人が直接、電話を掛けてきて、「あなたに出演してもらうには、僕は何をしたらいいでしょう?」🙇♂️と聞いてきたの。
CEOとして個人的に僕が、あなたが心地の良い気分で出演できるように整えます、という話だったの。出演があなた自身にとって楽しいものになるように努めます、とね。
そして私の出した条件に全てYESで答えてくれた💅
そのおかげで、結局、とっても楽しかったわ!
ワンダフル・アフタヌーン💕になったわ。
正午に🎥撮影開始して、午後4時にはもう終わり。
パートナーと家に帰ってドライマティーニ🥂を飲んだの。
🎤Hoda & Jenna:
まさに、サマンサのようね💖
キムは、SATCに出演し続けるという選択肢は捨てて、次は、彼女が主人公の「グラマラス(Glamorous)」という新作番組がネットフリックスで開始する。この案件は、心底楽しめたという。
仕事だから…、チャンスだから…、相手があることだから…、ファン(客)が待っているから…、と無理に自分を抑え込まず、一見チャンスのように見えるものも捨てることで、もっと本来の自分が幸せになれる。結局、もっと自分に相応しいチャンスがきたときにキャッチできるスペースを創出することになる。
SATCの一瞬のカメオ出演についても、自分の気持ちに正直になって、NO!と言い続けていたことで、最終的には、こちらの提示した条件通りの職場環境が整った。
そして3時間だけの仕事の後は、🥂ドライマティーニで乾杯💕
まさに、自分の力が満ち溢れるスペースをクリエイト出来たんだ。
マインドフルネス実践方法
サマンサ的マインドフルネス🤩「YESと言えない」というスタンスに至るまでにインドフルネスを使っている。
私も、マンドフルネスを体得してからは、こういう「私らしい」楽しい人生をセルフ・クリエイトするための判断力がついたが、時々、切り捨てるにはもったいないような案件が出てくる。そのときに、このビデオを見ると、サマンサのようにキッパリNOといって、もっと自分にふさわしい案件を見つけるフォーカスが戻ってくるようだ。
あなたは、YESというか、NOというか、迷った時、どういうふうに心を整えますか?
心を整えて、静けさの中で落ち着いて自分らしい決断をしたからこそ、助かった!という経験はありますか?
NOと言うべきだったのに、その直感を無視して、YESと言って、うまくいかなかった経験はありますか?
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そもそも、
自分らしい決断とは、いったい、何か?
私は何にYESと言い、何にNOと言えばいいか?
NOというべき時にうまくNOというには、どうしたらいいか?
妥協しないで、夢を叶えるには、今、何をしたらいいか?
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