ジェーン・スーさんの『NHKあさイチ(23/6/2)』をみて、あらためて気が付いた”生温かさ”のススメ
こんにちは。術後療養中の大庭です(この話はそのうち……)。
みなさん、ジェーン・スーさんをご存じですか? コラムニスト、音楽プロデューサー、作詞家、ラジオパーソナリティーなどなど、何足の草鞋をも履く私が大好きなお方なのですが、そのジェーン・スーさんが昨日、NHKの「あさイチ」に出演されていらっしゃいました!!!
私はスーさんの著作やPodcastをよく読んだり聞いたりしているのですが、あれだけ長い時間“動く生スーさん”を拝むのは初めてで、朝から感動と興奮で胸がいっぱいでした。
私がジェーン・スーさんを好きな理由は、「決して押しつけがましくなく、でも全身全霊で向き合ってくれて、最後に“ほらよっと”ポケットからあめちゃんをくれるかのように、ちょーっとだけ自分を前向きにさせるヒントや言葉をもらえる」ところ。これが絶妙で、心地良くて、ついまた立ち寄ってしまうのです。
今日のTV放映で一番印象的だったのは、スーさんが、会話の合間合間で“にかっ”と、はにかむところ。照れながらちょっと口角が上がるところがすてきだし、より一層、柔らかさの上積みを感じました。
もう一つ、“おおらかさ”と“温かさ”も感じたのですが、“温かさ”については、聖人君主的な、絶対的な毛布という感じではなく、自にも他にも色んな生き様を見てこられたスーさんだけに、「生温かさ」という表現の方が合っている気がします。
「すんごい寒い雪の日に、自分の体からねじりだした鼻息の温かさ」とか、『花より団子』不朽の名シーン「雪山で遭難しかけたつくしちゃんを、上半身裸の道明寺が温めちゃう温かさ」とか。
よく考えるとこの上なくガサツなんだけど「でも私、この温かさをしかと受け止めます」と染み入るような「生温かさ」だと思います。伝わりますかね?
自分を生きればいい、人のために気を使いすぎなくていい。
お金は稼がなきゃいけないし それなりに無理しながら生きなきゃいけない社会だけど、
ぬるっと、生温かく、ちょっぴり自分に調子良く生きていきたいな~と思いました。
スーさんは、推し活として「Ganbare Pro-Wrestling(ガンプロ)」さんを紹介されていました。プロレス観戦すると、喜怒哀楽いろんな感情が溢れ出るんですって。発散することが大事で、これを「命の水車を回してもらってる」と話されたスーさんの表現がこれまた秀逸で、私もよく分かりませんが(笑)推し活がんばろう! と思いました。(今宵はStrayKidsのカムバック応援活動をがんばります!)
そんな生温かさを携えて、いろいろな栄養素を、いろんなやり方でまき散らしてくださるジェーン・スーさん。たくさんの方に知っていただきたいです!