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3週間スマホ断ちしてみた

はじめに

閉鎖病棟に1ヶ月ほど入院し、3週間ほどスマホノータッチ状態だった私のデジタルデトックス体験談を書いて行く。

実践した条件
ー期間: 約3週間
ースマホ断ち前の知人達への事前連絡:有
ー入院期間中、休職中→退職した社会人2年目
ースマホ断ち中スマホは自分の手の届くところになかった。
ー独身。普段の生活は実家暮らし。
ーPCもなし!


スマホ断ちして良かったこと

①集中力がUPした
入院中の暇つぶし用に何冊か本を持参した。そのうちの2、3冊は学術書だった。
しかし、いつもよりも読むスピードは早く、また理解するのもいつもよりも早かった。

②スマホ断ちの前の生活は実は暇だった!?!?
入院中の生活と週5×8時間勤務の社会人生活の実家で過ごす休日の一番大きな違いは、スマホの有無だと気づいた。
自宅生活の休日では病院生活よりも、幾つかの家事が発生するが、それを考えても、以前の生活はスマホを触る時間が多かった。無駄に多すぎた。
スマホは、自分にとって1番手軽な暇つぶし方法だった事が分かった。

③人間らしい生活ができる
誰かしらから連絡が来るか、Twitterの投稿に反応があるか気にしなくて良い。ゆったりと時の流れを味わうことができた。

また、何か美しい景色に遭遇した時も、写真は撮れないから、心で感じて保存しておく必要がある。つい写真に色々と納めたくなってしまうが、心に残す、残そうと思いながら、この現代社会での生活を送れることは新鮮だった。

④創作活動、考え事が捗った
暇、そして心で感じる事がたくさんあるため、創作活動が捗った。1ヶ月でスケッチブック3冊目に到達した。

デメリット

①すぐに調べられない
考えたことを日記としてツラツラと書いていたが、ちょっとした漢字が全然出てこない。調べようがない。
人からのおすすめの音楽や食べ物屋さんを聞いてもその場で調べられない。
本を読んでいて分からない単語ももちろん調べられない。気になっていた展示会の開催期間も調べられなかった(そのため主治医に調べてもらった。ありがとう、先生…。)
とにかく気になった事が何も調べられなかった。

②すぐに大事な連絡が取れない
入院中スマホが使えないのに、休職→退職という流れを踏むことになり、病院の公衆電話から電話することになった。すぐに且つ手軽に重要なやりとりが出来ないのは、現代社会を生きる以上は、若干の弊害ではあったと感じた。

③創作が捗っても作品をSNSにUPできない
せっかく良い作品ができて誰かに見せだい“”“〜という心情になっても見せられない。


まとめ・気づいたこと

ースマホはとても楽な暇つぶし。ついつい暇を潰そうとしてしまう。そして暇が実は苦痛だとスマホ断ち以前は分からなかった。
ー 一時的なスマホ断ちであり、仕事をせず家で過ごすだけならスマホはなくても意外と大丈夫だった。
ー個人的にはデメリットよりもメリットの方が大きく感じられた。
ー時間をもっと有効活用しようと思えた。

興味を持った方はぜひスマホ断ちしてみてください!
あなたのスマホ断ち生活はどんな生活になるんでしょうね!