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何も無い日常にひとつのスパイスを

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ただの日記と言ってしまえばそれまでのもの。何も無い日常にだって何かしらあるのでは?そんな視点で見つめてみたら些細な変化を楽しんでいける。日常を楽しむための、ただそれだけのためのも…
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2019年9月の記事一覧

沈黙がただ流れる金属の籠から

このタイトルを見て、私が今どこにいるのかわかる人はいるだろうか。普通にわかりやすいヒントを出せば、それは、私の体は止まっているのに時速100kmに近い速度で進んでいく。
もうお分かりだろう。夜間高速バスの中である。実を言うと私は今非常に金欠状態に陥っていて、もはや口座の収支はマイナスに突入しているほどである。となれば、東京から京都へ帰る(あるいは行く)のに、新幹線などというブルジョワジー的乗り物

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