GIGAスクール構想についてつらつらと
大学時代の授業を思い出してみる。
•主体的で対話的な深い学び
•ICT教育
•カリキュラムマネジメント
•アクティブラーニング
•STEAM教育
授業のレポートで何度も書いたし、登場回数も多かった言葉たち。
そんな中でも
GIGAスクール構想
これはダントツで耳にした。当時最もホットな話題だったからだろう。
時が経ち、私は社会人になり、教育関係の企業に勤め始めて、感じることがある。
それをつらつらと書いてみようと思う。
タブレットは+α
教科書が全てデジタル化されたわけではない。
何なら、子どもたちは相変わらず沢山の教科書をランドセルに詰め込み、タブレットを持ち帰る日はさらに重くなる。
負担が増えてしまったようにも感じるなあ。
コンテンツ争い(企業視点)
GIGAスクール構想に合わせて、ここぞとばかりに色々な企業がプラットフォームやアプリケーションなどのコンテンツを作った。そして、それを一斉に販売した。
すると、どんなことが起きるか。
自治体によって、採用する基準はバラバラ。だからタブレット端末に入っているコンテンツも当然バラバラ。5年経って、リプレースだなんだが待ち構えているが、正直それは完全に企業都合だ。
これは、本当に公教育を発展させるための政策なのだろうか。
利便性と子どもたちのことを考えるなら、プラットフォームとコンテンツは全国共通の方が良いのではないか。
そんな風に感じる。自分の会社の商材を売らないといけないのは分かるけど、私はその点にすごく違和感を抱いている。
同一のプラットフォームにして、日本全体の公教育としての体制を整えるべきなのでないか。
教育という場で国内の企業間争いをしている場合ではないというのか本音。
もっともっと、みんなで教育について考えていくべきではないだろうか。そして、必要なところに真っ当な投資をしていくべきでないだろうか。
•••なんて考えている今日この頃。
そもそも、どれくらいの学校でタブレットがしっかりと授業に活用されているのか現場の意見も気になるところ、、。
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