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なんであんなに怖いんでしょうね。夜中の病院のトイレって。



絶対なんか出てきそうだなと思っていました。
花子さんとか。




小学生のとき入院していたときがありまして。
風邪をこじらせ肺炎になってしまい。

その入院中、
夜に一度だけトイレに行ったことがあったんです。みんなが寝静まった後に。


電気が消えていた廊下は暗いしすごく静かで。
(一直線の廊下なんて、奥に行くにつれて暗さが増していて怖かった)

自分の足音はペタペタ響くし
空気もなんかひんやりしてるし。

「幽霊出そう……」

と思いながらトイレに行ったら
これがまた……




「こっっわっっ!!!」


不気味さが全開。
廊下以上に怖かった。

電気をつけても若干薄暗いし
シーンとしてるし。
(当たり前だけど)


扉は全部開いていたけど
絶対花子さんいるじゃんと変な確信を持っていました。

手を洗うときなんて
目の前にあった鏡は見れなくて。


だってホラー映画だと
だいたい背後になにかいるから。
(髪の長い女とか花子さんとか)




出るとき一度だけ後ろを振り返ったんですが、
(恐怖ゆえの好奇心で)


「…………………こっわ」


やっぱり怖かった。


誰もいない
なんの音もしない


無のトイレってこんなに不気味で怖いんだって
小学生ながら感じました。
(なにも起こらないことがまた恐怖を増殖させてた)





あの頃はこっくりさんとか花子さんとか
全然平気で。

むしろ、ホラー番組が盛んだったから
好んで観ていたんですが、

やっぱりテレビで観るのと
実際に不気味さを味わうのは違うなと思いました。

ゾワゾワゾワッてするんです。
身体が警告しているみたいに。





それにこの歳になって思ったんです。


好奇心があるのは素敵なことだけど、
ときと場合では、一回立ち止まって考えることも必要だなと。

「怖いの好きだから肝試ししよう!」

なんて言って、
夜中に廃墟とかトンネルとか行くと
別の意味で危ない気もしますし。

もしその場所が人の敷地内だったら。
無断で入るのもいけないですし、
そう考えると、
恐怖からくる好奇心はテレビで十分じゃないかと。


自分の好きなものを食べながら
ゆっくりとテレビで堪能する。

ちょっとぐうたらな気もするけど、
こんな楽しみ方のほうが平和だと思いました。

近所迷惑にならなければ
ギャーとか驚くこともできますし。



推しを応援するように画面から楽しむのが
いいのかもしれない。
オチが微妙ですが最後まで読んでくださり
ありがとうございました。






昔この映画がすごく好きで
何回も何回も観て、夏を楽しんでいました。
(同世代の方はなつかしいと思うのでは)

最後、あの女の子の結末がちょっと悲しかった。



1では先生だった方が泥棒役で出てました。
二宮金次郎も登場するので、私はこっちが好きでした。




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ruka
これまで何度もみなさんの素敵な記事、スキに支えられてきました。「今」と向き合うみなさんのおかげで私はここまでこれた。これからは私も、自分の経験を通してみなさんに恩返しができたらいいなと思っています。

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