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私が更年期を学ぶ理由 ~2019年から始まった新しいステージ〜
こんにちは、YOKOです
私は美容家・看護師・メノポーズカウンセラー、そして薬膳アドバイザーとして、美容と健康の両面から女性をサポートする活動をしています。今日は、私自身が更年期について学び始めたきっかけと、発信したい想いについてお話ししたいと思います。
気づきのきっかけは自分自身の体の変化
私が「もしかして更年期かも?」と感じたのは、2019年のことです。それまで普通だった生理が急に不規則になり、夜中にホットフラッシュで暑くて目が覚める日々が続きました。さらに、血液検査でLDL(悪玉コレステロール)の数値が急に上昇。これらが私にとって更年期への気づきのサインでした。
このとき初めて、更年期による女性ホルモンの減少が、体や心、そして肌や髪の見た目にまで大きく影響を与えることを知りました。女性として輝き続けたい、元気でいたい、そして仕事も続けたい——そんな想いから、私は看護師の資格を活かし、更年期について本格的に学ぶことを決めたのです。
更年期の学びの第一歩
最初の一歩は、ウィメンズヘルスアドバイザー講座への挑戦でした。佐藤みはる先生のもとで、女性ホルモンや更年期についての知識を深め、さらにはシニア資格まで取得しました。そして学びを進める中で、HRT(ホルモン補充療法)についても詳しく知ることができました。
HRTに対しては、「乳がんのリスクが高まる」という一部の誤解が根強く残っています。しかし、正しい知識を得たことで、それが医学的には安全であり、多くの女性にとって非常にプラスの効果をもたらすものであると理解しました。
私自身、閉経前にHRTを始めたことで、1か月もしないうちにLDL値が180から90と正常に戻り、ホットフラッシュなどの症状も改善しました。この経験は、更年期の女性にとってHRTが選択肢の一つであることを、もっと多くの人に伝えたいという強い想いにつながっています。
ありきたりの情報ではなく、リアルなサポートを
更年期について調べると、一般的な情報は数多く見つかりますが、それが「自分にはどう活かせるのか?」と考えると、具体的な方法はあまり多くありません。そのため、私は自分の経験や学びを通じて、誰にでもわかりやすく実践できる方法をお伝えしたいと思っています。
現在も「更年期と加齢のヘルスケア学会」で学びを深め、11月にはメノポーズカウンセラー試験を受験しました。合格発表は12月20日。ドキドキしながらも、この資格を活かして更年期をサポートする取り組みをさらに広げていきたいと考えています。
更年期をポジティブに捉え、新たなステージへ
更年期は、女性の人生の中で避けられない大きな変化の時期です。しかし、正しい知識とケアで向き合えば、それは「衰え」ではなく「新たな可能性の扉」を開くタイミングでもあります。
これからも私は、美容と健康の視点から、更年期をポジティブに捉えるサポートを続けていきます。「自分らしく輝き続けたい」と願う全ての女性に寄り添い、情報と実践をお届けします。