名脇役ダイタイキンマクチョー筋 【ミッションあり】
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大腿筋膜張筋、【略】TFL。平泳ぎキックで一番使う瞬間は、足を引き寄せてから蹴り始めるとき。もはや脇役でなく主役級の働きをします。
この筋肉は、スクワットや水泳の飛び込みの構えのときに、太ももの骨の球状の先端が骨盤側にスポッとハマり安定させる作用があります。うまくハマってないと股関節の前側が痛んだり、腰を過度に曲げて腰痛の原因になったりします。
ここでいきなりエクササイズミッションです。次の3つの方法で10秒バランスをとってみましょう。
①膝90度、スネから足の甲までのせる
②膝90度、足の甲だけのせる
③膝伸ばす、足の甲だけのせる
TFLがうまく機能していればバランスとれるはずです。コレできたらクロールキックで芯を捉えることができるかも↓
前回紹介したドルフィンキックの予備動作の時はTFLはストレッチされていて、膝を伸ばしてキックするときに収縮します。クロールにキックは常に収縮しています。
おすすめのトレーニング方法はヒップバンドを使用したもの。スクワットでもいいし、外転でもいいし、低姿勢でフロント&サイドウォークもいいですね。
バランスボールの上でシャドーキックもいいですね。トレーニング後にバンドを外して膝を高く上げて足踏みしたり、シャドーキックをしてみてください。股関節がスムーズに動くようになっているので、脚全体が軽く感じるはずです。これは筋トレによる筋力向上と言うより、股関節がスムーズに動くようになった機能向上の効果だと言えるでしょう。
スイムレッスンではFINISのアンクルストラップを使用して、実際に平泳ぎキックをしてもらうことがあります。足の引き寄せから蹴り始めはレジストとして働き、蹴り終わりではアシストとして働きます。水のかかりの良さと鋭いキックの両方を体験できます。
今回は名脇役TFLのトレーニング法と平泳ぎキックでの作用をご紹介しました。次回予告「ストレッチポール 水泳活用術」。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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