プロテイン入り食パンが出来るまで【試行錯誤編】
プロテインをもっと美味しく食べたい思いから始まったプロテイン料理。いつも間食で飲んでいるプロテインの代わりになる、甘くてもたんぱく質満載なプロテイン入りスイーツを目標に作り始めた。
最初は真似から
スイーツを作ろうと思ったものの、僕のスイーツ作り経験値はホットケーキぐらい。(ホットケーキがスイーツに入るのかも微妙)
そこでクックパッド先生の登場。プロテインを使ったレシピも結構掲載されていて、その中から初心者でも出来そうなプロテインバーやプロテインクッキーのレシピを参考に作ったら、案外簡単で市販のより美味い!
「これはいけるぞ!!」とウキウキ気分でこの先の展開を考えていた矢先、高い壁が現れる。
2つの壁
一つ目の壁はプロテインのクセの強さ。プロテインには、ダマになりやすい。水分をよく吸う(特にソイプロテイン)。といったクセがある。材料を混ぜる順番や温度管理である程度はクリアできるが、ボソボソしていて満足いく仕上がりには至らない。スイーツ作り初心者の僕には、圧倒的に経験値が足りなかった。
二つ目は厨房。販売できる食品を作るには、保健所から許可がおりた厨房が必須。水を流して洗える床、複数の流し台など、家のキッチンではまず無理な条件。メインの仕事である整体院をしながら、売れるか分からないプロテインスイーツのためにキッチンを改装したり、厨房を借りるのはリスクが高すぎた。
人に任せる
二つの壁を自力でクリアするには時間もお金もかかりすぎてしまう。でもやってみたい。少しでも早く美味しい商品を作りたかった僕は、スイーツの製造を業務委託することにした。
保健所の話では、製造を委託し商品の販売のみを行う場合は届け出を提出するだけでOKとのこと。早速、委託出来る工場を探した。
ツテは無かったが、幸いにもすぐ今もお世話になっている企業と繋がることができた。そこでプロテインの話やどんな食べ物と合うのかを打ち合せをする中、一つの案として上がったのが食パン。
やっと食パンの登場
スイーツより食パンの方がお年寄りから子供まで多くの人に受け入れられやすく、食べる頻度も高い。食パンにプロテインを入れたら朝ごはんとして最高じゃないか!と思い、スイーツ路線を食パンへ変更した。