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book-go-around #006 東京都:Y.I.(30代)

book-go-aroundは本を買ってる人に本を買うことや本をコレクションすることの楽しみを語ってもらうflotsambooksのインタビュー記事です。
今度あなたにもインタビューさせてください。

#006 東京都:Y.I.(30代)

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高校生くらいの時になんとなく「自分なりのおしゃれとは?」みたいなものを考え始めて、BRUTUSSTUDIO VOICEなどのカルチャー雑誌を意識的に読むようになりました。
その中でも特に印象に残っているのが、relax「鎌倉/スティール・パン」特集の号(2003年 06月号)です。片意地張らない緩やかな雑誌のタイトル通りのゆったりしたおしゃれなカルチャーに「おー!おしゃれー!」と思ったのですが、それよりもなによりもそこに写っていたモデルの東野翠れんさんが素敵すぎて。
men’s eggなどの読者モデルが数名在籍していてそれを目当てに文化祭には2日間で1万人女子高生が来るという、ちょっと特殊な男子校に通っていたので、知り合う女の子がギャルギャルしてるギャルしかいないというなかで、そよ風のような爽やかさと飾らない自然体の東野翠れんさんの美しさに開いた口が塞がらなかった。あと、自分は埼玉県出身なのですが、海無し県ってこともあって、海への憧れが昔からあって。中でも鎌倉って言ったら、埼玉県出身の自分からしたら本当に実在するのかどうか疑うくらいのちょっと遠い存在っていうか、素晴らしすぎるくらいステキに思えてしまうような土地で、そこにこんな素敵な女性がいるというシチュエーションが、なんかもう「あーーー、これが本当のおしゃれなんだなーーー」と。俺もこんな彼女と鎌倉行きたいと心の底から思ったのを覚えています。
とまあそんなこんなでrealxにはまり、それから本や雑誌を買うようになりました。

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結構ベタな意見かもしれませんが、手元においておきたいかそうでないかだと思います。買ったって熟読するわけではないし、むしろ読まずに本棚行きなんて本も多いとは思います。てか本って別に読まなくてもよくないですか?

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特にないかもしれません。ちょっと違う話かもしれませんが、僕に対する友人たちの共通認識でデカイ本が好きということになっているらしく、友人が海外に行くとお土産にデカイ本をもらうことが多いです。本棚に収まる規定サイズではないので、どうしまっていいのか困りながら嬉しがっています。

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1.relax 鎌倉&スティール・パン特集(2003年 06月号)
とにもかくにも東野翠れんさん!

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2.Sam Falls / PLEIN AIR
優しくて、温かくて、力強いビジュアルに、実物見てみたい!と思ってしまう。これこばさんとこで買いました!

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3.鈴木親 / CITE
親さんの写真がいかにかっこいいかが一番わかる(と勝手に思っている)写真集。デカイところもまた良い!

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4.Dragon Ash / grateful days
曲もスタイルもエピソードも好きだけど、これから何かを成し遂げたいと意志を一つした仲良さそうな若者たちの姿を見ているとこっちまで嬉しくなる!

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5.David Weiss / Die Wandlungen
ボールペンでホジホジ描かれたラフで即興的な絵がものすごい量詰め込まれています。作品作りって時間をかけたらかけた分よくなるみたいな神話がある気がしますが、それの逆を行く瞬発力に魅了されました。

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引っ越しをする際に「よーし!仕分けして捨てるぞ!」と意気込んで「これは読む or 読まない or まだ読んでない」とか色々考えながら本棚にいざ向き合ったのですが、だんだん面倒くさくなってきて「てかこれよく考えたら全部いらなくねえか!?」とある種の境地に達してしまったので、全部とっておくことにしました。

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本はかさばるし、重いし、幅とるし、金かかるし、エスカレートしていくとだんだん家族から白い目で見られるようになり、精神的にも実質的にも居場所がなくなっていくので、周りの人達とうまくやっていきたいという健全な人にはおすすめしません。ただ本をたくさん持ってると色んな話題についていけるので、面白い人にあった時に無理せずに共通の話題があり、面白い人と仲良くなれるという利点があります。

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特にないかもしれません。小説とかはラジオから知って買うことが多いかもしれません。アートブックは好きな本屋さんに定期的に行ってパトロールしています。

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Richard PrinceのT-シャツのやつ!こばさんとこで買いそびれてからまだ出会えてません(泣)

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自分の持ってる本の量=自分の知識量という勘違いの自己満に浸れるところ。

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一年に一冊は自分の本当に好きな本に出会えたら幸せだなと思っています。ので今年もいっぱい買います。

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info@flotsambooks.com

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