「働く」を「働く」と考えていると働き方は変わらない/ #フリーランスマフイアの頭の中
「働くとはなんだ?」昔からよく言われてきたことだ。戦前戦中ならお国のため、戦後は生きるため、バブル期は裕福になるため、バブル崩壊後は生活を維持するためなど、時代によって答えは違う。
今見れは、昔の働き方は間違っていると言われるかもしれないが、その時代には必要な働き方だったと思う。
「働く」は時代背景の影響をとても受けやすいのだ。
現在はどうだろうか?
若者たちの多くが「働くことに社会的意義」を求めている。給料が高いよりも、社会の役に立つ仕事がしたい。そして、自分の時間を十分に取れるような働き方がしたい。
多くを求めず、自分の心に従い、自由に生きていきたいと願っている。ライフワークバランス、ミニマリスト、エモいなど、物質的に裕福になるよりも、心を大切にしている傾向にある。
なぜ、そんな若者が増えてきたのか?
それは時代に必要な考え方、生き方だからではないか。
逆に言えば、この感覚が分からない旧世代は時代に置いていかれる。昔の感覚を全て否定するつもりはないが、受け入れないといけない感覚であることは確かだ。
少しスケールの大きな話をすると、地球は成熟期にきている。もしかしたら衰退期かもしれない。人口が増え、文明が発展し、地球を壊している。人工知能から「人間は不要だ」と言われても仕方がない。
SF映画では、地球が壊れ生きる場所を宇宙に求めているものが多い。実際に、現代でも宇宙に生きる場所を求めて開発が進んでいる。SF映画はサイエンス・フィクションではなく、私たちの未来になりつつある。
それなら、壊ていく地球を回復させるのも人間の役割ではないか。回復できなければ滅びるしかない。その時代を担う若者たちの感覚は、必要な考え方なのではないだろうか?
社会に役立つことをしたい、自分の時間を確保してやるべき事を見つけたいなんて思っていることは間違いでない気がする。彼らは地球を回復させるのが役割なのではないかとさえ思う。
あなたが思うこれからの時代の「働く」とはいったい何かを考えてみて欲しい。
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