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サイドストーリーを丁寧に描くこと〜ライオンキング:ムファサを観て〜

皆さま、こんにちは。
らふです♪
初めての方はこちらをご覧ください♪
↓↓

年が明ける前の話なのですが、、、
2024年最後の映画としてある作品を観てきました!

その映画がディズニー映画「ライオン・キング:ムファサ」です♪
1994年にディズニー・アニメーションとして誕生した「ライオン・キング」の前日譚にあたる作品となります。

実は当日は映画を観る予定ではなく、急遽「観に行こう!」となったのですがこの作品がすごく良すぎました、、、!

映画を観た感想はもちろんなのですが、”創作”という面からもとても勉強になる部分があったので書いていきたいと思います。

創作に関してはこちら↓↓

基本的に作品を多くの方に観ていただきたいので、「ライオン・キング:ムファサ」に関するネタバレはしていないです。ただし、真っさらなノー情報で観たいという方はぜひ観ていただいてからまた読んでいただけたらありがたいです!

※本編の「ライオン・キング」の内容には触れています!


ライオンキング:ムファサについて

あらすじ

心が純粋なライオンの王子のタカは、孤児のムファサを群れに快く迎える。共に暮らすタカとムファサは本物の兄弟のような絆を育む。成長した彼らは、冷酷な敵のキロスから群れを守るために新天地を目指して旅に出るのだが、ある出来事が運命を変えることに……

映画ナタリーより

【★つくるに繋げる★】細かいストーリーや設定も抜かりなく考えること

今回“つくる“という面から、この作品からあるヒントを得ました。
それは、

細かいストーリーや設定にも手を抜かないことの大切さ

です!

今作は本編の「ライオン・キング」では登場回数が少なめのキャラクターにスポットが当てられています。

ムファサを始め、ムファサの妻のサラビだったりラフィキなんかもそうですね。
さらに、本編ではほぼその存在は明かされていなかったムファサの両親の存在も明らかになっています。

しかもそのどれも解像度が高く、まるで昔から語られているような雰囲気だったのが印象的でした。
これは映画のパンフレットでも色々と語られているのですが、製作陣の1つ1つのキャラクターに対してのこだわりがすごい。
そして、監督だけではなく、ほかのクリエイターたちもその解像度の高さが同じなのも。

ネタバレを避けながらなのでうまく伝えるのが難しいですが、
個人的にはムファサの妻のサラビとムファサとタカの3人の関係の描き方がよく出来ているなと感じました。

私が当時本編を観た時に”少しだけ”抱いていた疑問が解決された場面もあり、「疑問がきちんと回収されたな〜!抜かりないな〜!」と観ながら思っていました。

しかもその回収の仕方が、わざとらしくなく物語の中にサラッと描かれているのがいい。
ちょっとした感情の部分に色々詰まっていてすごく切なくなる瞬間がありました。
そういう演出も含めて手を抜いていない感じが伝わってくる作品でした。

制作時はコロナ禍ということもあり、舞台となるアフリカに実際にいくことが叶わずに進められたという話もあり、各々ができることを集中して行い、その能力たちをギュっと詰め込んだ作品だったということがわかります。
パンフレットの中でのクリエイターの方たちのお話しを読む限りでも、1人1人が集中してやるべきことをやっていたという印象を受けました。

熱量が高いスタッフが集まるとこうも素晴らしい作品が出来上がるのか!と思いました。

小ネタが入っている作品は愛される

近年、日本の映画やドラマの中でも“小ネタ“が挟まれている作品が話題になり、愛されているなと思います。
日本では“小ネタ“と表現されていますが、私は“作品を盛り上げる工夫“という認識です。

例えば私が観た作品だと、、、
・ドラマ/映画 99.9ー刑事専門弁護士ー
・ドラマ/映画 コンフィデンスマンJP
・アンナチュラル(法医学を扱った作品の名前が出てきます♪)

などですかね。

個人的な感覚なのですが、今回のように本編ではスポットが当たっていないキャラクターを丁寧に描き、本編のちょっとした「これってどういうことなんだろう?」を回収していくことと作品中の“小ネタ“に気がついてニヤリとする感覚と似ているのかなと今回観ながら思いました。

やはり、愛される作品には細かいところへの配慮というか工夫が欠かせないのだなということをこの映画「ライオン・キング:ムファサ」を通して学びました。

ここまで読んでくださりありがとうございました!







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